東京海洋大学 吉崎研究室

〒108-8477 東京都港区港南4-5-7

 

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ニュース新着情報

★2024年8月4日 オープンキャンパスにて研究室紹介を行いました!
研究室に興味を持ってくれた学生さんがたくさん訪れてくれました。




★2024年7月25日 さかなクンが東京海洋大学 水圏科学フィールド教育研究センターにいらっしゃいました!

(さかなクンと研究室メンバーでパシャリ!)


★2024年7月15日~18日 スペインで開催された、9th International Workshop on the Biology of Fish Gametesにて、吉崎先生が招待講演を行いました。
学会大会HP

 




★2024年5月25日 筑波大学で開催された、第24回マリンバイオテクノロジー学会大会にて、博士後期課程3年の守谷 奈津子さんと山川 宏樹さんがそれぞれ優秀口頭発表賞と優秀ポスター発表賞を受賞しました。


(左から守谷さん、吉崎先生、山川さん)


★2024年5月
吉崎先生の論文がScience Advancesに公開されました。。
Goro Yoshizaki, Ryo Fujihara, Shun Namura, Koji Kanzaka, Kenji Kamiya, Madoka Terasawa, Shotaro Shimamori, Natsuko Moriya, Misako Miwa, Makoto Hayashi
Gametes of semelparous salmon are repeatedly produced by surrogate rainbow trout
Science Advances 10(21)
Linkt to: Science Advances


★5月10日 
日本大学生物資源科学部 海洋生物学科の澤山 英太郎先生をお招きし、セミナーを開催いたしました。
セミナータイトル:養殖魚の現場育種学




★2024年4月17日
事務補佐員 佐久間さんの送別会を行いました。
佐久間さん1年半研究室を支えてくださり、ありがとうございました!




★卒業生の樋口健太郎さんが日本増殖学会奨励賞を受賞しました。
おめでとうございます。




★2024年3月25日 
卒業式がありました。研究室の卒業されるメンバーと先生方と記念写真を撮りました。
ご卒業おめでとうございます。




★2024年3月18日 卒業生の松下芳之さんが令和5年度日本水産学会論文賞を受賞しました。
おめでとうございます。



★2024年2月1日 研究室から3名学長賞を受賞されました。
天野雄一さん、阿部泰画さん、金ゴウンさんおめでとうございます。




★2023年12月21日 明治大学特任講師 戸田安香先生をお招きしセミナーを開催しました。
「動物の食性と味覚受容の関わり」




★2023年12月2日 水産増殖学会シンポジウムにおいて博士前期課程2年生の阿部泰画さんが学生・若手研究者優秀口頭発表賞を受賞されました。




★2023年11月28日 名古屋大学 生物機能開発利用研究センターの芦刈 基行 先生をお招きしセミナーを開催しました。
「植物科学を利用した食糧問題軽減へのチャレンジ」




★2023年10月16日~10月18日 養殖育種学実習が開催されました。
今年も大泉ステーションで開催されました!!
~授業の様子~
 

 


★2023年10月2日~10月6日 ASIA PACIFIC MARINE BIOTECHNOLOGY CONFERENCE2023(APMBC)
において博士後期課程3年生の天野雄一さんが最優秀ポスター口頭発表賞を受賞されました。





前の投稿は研究室日記をご覧ください!

当研究室の方針

 魚の養殖技術はこの数十年の間に飛躍的に進歩しました。しかし、養殖されている魚そのものは、遺伝的には野生の魚とほとんど変わりありません。畜産の世界では家畜化されたブタやウシを利用しており、その原種であるイノシシや野生のウシが畜産業に用いられることは、特殊な例を除いてありません。将来に向け、安全な養殖魚を持続的に生産し、さらには環境へのインパクトも考慮した養殖を行っていくためには、養殖により適した魚を作り上げていく、いわゆる品種改良が必要不可欠です。この品種改良を魚の養殖分野で効率的に、かつ確実に行っていくうえで、新しい科学技術は不可欠です。
 そこで、私達は魚類の新しい品種改良技術を開発するために、魚類の細胞操作や遺伝子操作に関する研究を行っています。これらの技術を利用することで、将来は全く薬を使わないで生産した無農薬(水産薬)養殖魚や、健康に良い新たな機能を兼ね備えた養殖魚も作出できるものと期待しております。
 さらに、魚類の遺伝子資源を生殖細胞の状態で凍結保存しておくことで、絶滅危惧種がもし絶滅した場合でも、いつでも個体を再生できる技術が開発されつつあります。現在、これらの技術を様々な絶滅危惧種に応用し、様々な魚種の生殖細胞バンクを構築するための研究を進めています。



研究室紹介
吉崎研究室は 品川キャンパス・大泉ステーション・坂田ステーション で研究を行っております。

坂田ステーション (千葉県館山市)
ステーションに面した海から海水をくみ上げ、陸上で海産魚の飼育、種苗生産を行っています。
また、それら海産魚を用いた研究をしています。

飼育施設↓




 
巨大な水槽で泳ぐ海産魚へのエサやりは、迫力があります。

 
時には水槽の中に入り、魚にさまざまな処理を施します。  年に数回、サンプリングしたサバを水槽へと搬入します。




大泉ステーション (山梨県北杜市)
一年を通して様々な系統のサケマス類の飼育、種苗生産を行っています。
また、それらサケマス類を用いた研究をしています。


ニジマスの鑑別・採卵の様子↓


胴長を着て池に入り、みんなで魚を追い込みます。 水温10℃の中での作業。冬の池の中での鑑別は大変な作業です。     


           一匹ずつニジマスを鑑別し、成熟個体と未成熟個体を分けます。

  

 成熟個体は塩ビ管を通って、採卵場へと運ばれます。     成熟した雌個体から採卵し、精子と人工授精します。



★日本分子生物学会 公開プレゼンテーション「生命世界を問う」2013.12.6
 「未来の養殖~サバからマグロは生まれるか」 ↓クリックすると動画が見れます





★出版物

●魚類発生学の基礎(大久保範聡・吉崎悟朗・越田澄人 編)


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●サバからマグロが産まれる⁉

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