ちょうど1年ぶりにNYに来ました.今回はPTV社のUser Group Meetingへの参加.
UGMに参加して感じたこと.
 ・データ革新が想像以上に進んでいる.日本はやっぱりガラパゴス状態
 ・「データ」「分析ソフト」「交通施策」のバランスが大切
  →日本は「データ」に比重がかかりすぎ?「分析ソフト」はpoor
 ・行政と実務の担当者の専門知識レベルがかなり高い
「ものつくり」は良くても,この手の交通計画技術は,いつの間にか
ギャップが開きつつある.マズイです.色々と手を打たねば.
ついでに,昨年に続いて"The Top of the Rock"こと,ロックフェラー
センターからの夜景も.言うこと無し!



2002年から綴り始めた本コーナー,これが40代最後の記事となります.
『天命を知る』にはほど遠く,飲み屋の店名も忘れがちな今日この頃,
大切な夢の実現を忘れず,精進を重ねたいと思います.



PTV UGMでは,Social Eventとして,マンハッタン・クルーズが企画されて
いた.初めての体験,クルーズ船から見るマンハッタンの夜景.世界○大
夜景の一つでしょうね.
"Sunken Garden"という1963年の作品.庭園部分は地下一階に位置している.
彼は,日本庭園への造詣も深く,日本の種々の庭園を研究していたようだ.
名を冠した美術館も,日米とも,"Garden Museun" となっている(下記参照).実際には,
舞台芸術や,家具("AKARI"シリーズなど)など,活動分野は極めて広い.
 Isamu Noguchi Garden Museum
 イサム・ノグチ庭園美術館
"Red Cube" という,Wall街直近にあるオブジェ.NYで最も有名なNoguchi
作品だろう.1968年作.完全な立方体ではなく,縦長に歪んだ形を
している.シンプルで,圧倒的な存在感だ.
今回は,「ドウス昌代 『イサム・ノグチ 宿命の越境者』」
(講談社文庫)を読了したばかりでもあり,彼の作品群も時間を見つけて
見て回る.これは,ロックフェラーセンター横にある,Bank of America
のビルの "News" というステンレス作品.1940年の製作だが,当時は,
通信社のビルだったそうで,電話を掛ける人,メモを取る人,タイプを
打つ人...などが描かれている.
翌年は太平洋戦争が勃発.彼は,日本人強制収容所に自主的に入所し,
収容者の教育(手芸取得など)にあたるが挫折し,半年で去る.
日米二国間のidentity確立の矛盾に直面する出来事であり,終生,その
相克を胸に抱えるIsamu Noguchi.
マンハッタンには,公共スペースに様々なオブジェが設置されている.
これは名もない(?)彫像.24mmの広角で撮るとこんな感じにデフォ
ルメされますね.望遠より,広角が好きだ.
Times Squaresの夜景.動画でないので分からないが,度肝を抜くような
アイデアをあちこちの巨大液晶で見受けることになる.節電生活の日本
では致し方ないが,例えば,
 http://nyliberty.exblog.jp/13879811/
など,よく考えつきますよね.アイデアの斬新さに脱帽です.
ユニクロは,MoMA(Museum of Modern Art)ともコラボレーションして
いるらしく,こんなイベントも企画中だ.来月には日本にもopeningの
ニュースが流れることだろう.
マンハッタン中心部の53streetに2011年10月14日にユニクロ店がopen.
工事中でした.かなりaggressiveな印象を与えます.さすがですね.
何ということもない,マンハッタンのstreet風景.こんな雰囲気,気に入ってしまう.
一度だけ見かけた,自転車レーンを走行する電動バイク.ボチボチ
アメリカでも登場してきているんだろうか.自転車扱いをするのか
否か,興味深いところ.
アメリカ東部でよく見かける店舗の地下荷捌き場へのアプローチ.
日本家屋でいえば,玄関と勝手口の動線分離か.でも雨には弱そうだ.