「世界で一番有名な通り」とされるシャンゼリゼ大通りです.ここを凱旋門に向かって
Velib走行する動画はこちら.自転車阿呆その1ですね.

セーヌ川を中心としたパリの都市構造,様々な「構成美」が演出されているように
感じる.都市造りの見本として,まだまだ学ぶべき要素が多い.




モンマルトルの丘もVelibde登ってみた.さすがにこの付近はVelibスタンドはない.
かなり疲れたが,これも自転車阿呆その4か.昇りよりは,滑りやすい石畳で,
ブレーキの動作も甘い下りが結構大変である.

パリらしさを感じさせる,ちょっとした街路である.到る所,ご覧のような,自転車
マーキングがあり,市をあげて自転車普及に努めている様子が分かる.
こんなパリ市街を走行する動画はこちら.自転車阿呆その3.真似しては
いけない.

ルーブルの出口に,Apple販売店が隣接しており,何十人もの人が,iPadを熱心に
操作している.ルーブルと,「魔法のような」マシンとの組み合わせが興味深い.

ルーブル美術館で,モナ・リザを見る人を見る.日曜だったので,大混雑.
色々と回っているように思われるが,自転車利用ならではの行動範囲だ.

エッフェル塔.相変わらず大混雑でした.

凱旋門の昇降は階段でした.以前はエレベーターだったような記憶もあるが,
違ったかな? Velibで疲労した足腰にはこたえる.

凱旋門の上.皆,良いデジカメを持っているなぁ との印象を持つ.
ここからの動画はこちら. 12本の放射道路ネットワークが見事です.

やはり,また登ってしまいました.シャンゼリゼです.シャンゼリゼには自転車道はなく,
車道か歩道か,どちらを走るか迷ってしまう.
今回の自転車(徒歩も含む)走行軌跡はこちら.わざわざ凱旋門を一周している
ことが分かる.自転車阿呆その2ですな.

互いに顔を知らないスパイ同士が,情報交換のため,日時だけを定め,落ち合う場所は
事前連絡なしで,日本国内の代表地(相手がどこを選ぶか想像する),という正解のない
クイズがある.日本の場合は,道路起点の日本橋,という答えが多いが,
世界バージョンだと凱旋門かも.

Vellibに乗るときは,必ずと言ってよいほど,サドル位置の調整を余儀なくされる.
この写真を見て分かるとおり,サドル位置は千差万別である.やはり男性利用者が
多いのか,サドル位置が高すぎるケースが多かった.

ちょっと分かり難いが,日本と同じ「子供二人乗せ自転車」だ.欧州にもあるんですねぇ.
これは後ろ席に子供一人しか乗っていないが,ちゃんと前席もついています.
今,気づきましたが,電動アシストですね.

またまたVelib走行群だ.これは観光客かも.どこでもVelibですね.

この通り,電気スクーター(?)が充電中でした.三菱i-MiEVなどもこれで充電可能か?

これが充電器のようだ.フランス語説明なので,使い方はわかりませんが.

おぉ! 電気自動車の表示だ.充電スタンド?

街中で見かけた,Bike Police.格好いいです.ちゃんとヘルメットをかぶっている.
日本の警察も見習って欲しい.

交差点における自転車レーンの表示例.普通は,カラーリングするような気が
するが,なんともユニークなロゴですね.

セーヌ川+エッフェル塔+My Velibですか.Velibも,やけにペダルが重い,ハンドルの
ラバーがない,など不具合もあり,何度か借り直すことになる.また,スタンドで,何台も
Velibが駐車しているのに,端末が「現在,利用可能なVelibはありません」との反応が
多かった.

セーヌ川沿いで見かけた車線運用表示の例.バスと自転車が一体運用されている
ことが分かる.でも,右折車と,直進自転車が交錯しそうですね.今回の視察では,
交錯処理については,あまり良い工夫は見受けられなかった.自転車走行レーンも
所々で消失したりする.まだ,改善の余地は大きい,との印象.

交差点において,自転車停止位置を前に出す方法ですね.バイクもここに停まって
いいのかな?

観光客ニーズも多いのだろうが,中心部ではVelib利用者をよく目にする.直感的には,
自転車利用者の,3〜4割はVelibに乗っているように思われる.この写真は観光客
ではないだろう.ただし,重い車両なので,30分以上乗っていると疲れる.ショートトリップ
でうまく使う乗り物,との印象を受ける.30分以内はタダだしね.

さて,Velib導入だけではなく,走行空間整備も行われているようで,写真の通り,
バス専用レーンと,自転車走行レーンの共存表示が目立つ.もともとバスレーン
が張り巡らされており,そこに自転車を入れたのだろう.わが国にも参考となる事例

ハンドルに簡単な運転マナーが表示されている.フレーム右にあるのは,鍵でこれが
結構便利だ.運転中は,前灯も後灯も光る.ということはある程度の走行負荷もある
ということ.安全のためには,良いことであろう.

いよいよ乗車.第一印象...重い!! 20Kgはありそうだ.そのため,低重心で,ギアも
(三段変速だが)軽めの設定だ.ブレーキの利き具合はマイルド.

一日利用券をget.プラスチックではなく,ただの紙です.IDナンバーが裏に記載
されている.

Velibの端末機械.日単位だと,概ね数ユーロで済む.30分以内の利用は無料だ.
最初の手続きは割と面倒.支払いのクレジットカードを認識しない端末もあり,
2台目で何とか手続き完了.

自転車関連の会議の途上,十数年ぶりにパリに立ち寄る.2007年開始の話題の
Velibを体験する.とにかく,街中,Velibスタンドを多く見かける.これはエッフェル塔
付近の大スタンド.