ベトナムの代表的な食事はフォー(pho)だろう。米製の麺にダシのきいたスープ、それに鶏肉や牛肉、そして香草をはじめとする野菜をどっさり入れる。さらに辛子味噌のようなスパイスをちょっと入れ...。これは確かにおいしい。
ホーチミン市内には代表的なチェーン店、"Pho 2000"がある。クリントン大統領来越時に立ち寄ったという有名店。ビールや春巻きを一緒に頼んでも合計500円にも満たず、観光客を中心に地元の人気も高い。

前置きが長くなったが、この写真はホーチミン郊外の地元民相手の(比較的)高級レストランで見かけた料理である。
油で上手に揚げたバスケットボールのような一品が皿に盛られてきたかと思うと...。
やおらハサミでジョキジョキ切り刻み始めた。ということでお分かりの通り、揚げパンのような食べ物でした。
それをつまみながらの鍋料理。ベトナム料理では野菜たっぷりの鍋料理が代表的。日本の鍋と同様、最後にだし汁に麺を入れ食べるとおいしい。
これはホーチミン市南部のマーケットの様子。取れたての魚や野菜を写真のような形で売っている。想像できるように、あまり衛生的ではないし、やたら人やバイクで大混雑していて、観光客が歩き回る環境ではない。