熊野諸手船神事(渡辺崋山画・模写・岩淵研究室蔵) 

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第4回海洋文化フォーラムを開催します          
 「水中考古学の最前線」

日時:
平成20年6月14日(土)13:00〜18:00
場所:
東京海洋大学越中島キャンパス越中島会館講堂
申込不要、参加費無料

燻製作り(英国 ウィットビー)

第4回海洋文化フォーラム
  

   
 「水中考古学の最前線」

 講演
  「テキサスA&M大学の海洋考古学研究所」
  James P.Delgado(テキサスA&M大学)

 講演
  「東南アジアの水中考古学:
          インドネシアを中心として」
  Gatot Ghautama
    (インドネシア水中文化財保護局)

 講演
  「日本の水中考古学の現状と展望」
  林田憲三(アジア水中考古学研究所)

後援
  国際文化交流事業財団
  アジア水中考古学研究所
  テキサスA&M大学 







開催の理念
 平成15年10月1日に、百年以上もの伝統を持つ東京商船大学と東京水産大学とが統合して、新しい国立大学法人東京海洋大学が発足しました。
 統合の際に、本学は海洋の科学的・工学的な側面からの研究だけではなく、海洋に関する人文社会科学方面の研究をも推進し、海洋の世界的な総合研究教育組織を目指すという理念が打ち出されました。ところが、人類の海洋環境への適応過程の中から生み出されてきた海洋文化を研究対象としている学問領域だけをとりあげても、これに関連した諸科学は海洋人類学、水中考古学、海洋史、海洋文学など非常に多岐にわたり、日本全国にちらばる当該分野の諸研究者や海外の諸研究機関との学際協力が不可欠のものとなっています。
 そこで、東京海洋大学ではこの度、「海洋文化フォーラム:Marine Culture Forum」という学際横断的な定期セミナーを企画することにいたしました。洋文化学に関連した諸分野の専門研究者を年二回、6月と12月に本学にお招きして、多様な視点から海と人間との相互関係や海洋文化に関する諸問題を再考していく積極的な議論と意見交換の場としていきたいと考えております。海洋のグローバルな性格がゆえに、海洋文化研究における海洋科学・海洋工学の知見の必要性は論を待ちません。海洋学あるいは航海学の研究者の御参加と同時に、各研究室の学生諸君や一般学外者の参加も歓迎いたします。皆様の多数の御参加をお待ちしております。
 







過去のフォーラム
 ・第一回東京海洋大学海洋文化フォーラム
   東京海洋大学   高井陸雄(学長開会辞)
  
大東文化大学   高桑守 
  
論題:「海と陸の間(はざま)で:渚の民俗学」

 ・第二回東京海洋大学海洋文化フォーラム
  プロセーラー       西村一広
  海洋ジャーナリスト   内田正洋 
  
論題:「南太平洋における
        伝統航海術から学ぶ
         日本の海洋ルネッサンス」 

 ・第三回東京海洋大学海洋文化フォーラム
  
(財)日本鯨類研究所 大曲佳世 
  
論題:「世界のクジラ利用」

 ・東京海洋大学海洋文化フォーラム(特別企画)
 
 南山大学    後藤明
  
グアム大学   Manny Sikau
 
 グアム大学   L. Cunningham
  論題:「オセアニアにおける
         カヌー文化と伝統航海術」


 ・東京海洋大学海洋文化フォーラム(特別企画)
  アムステルダム大学  John Kleinen
   論題:「神からの略奪:北部ベトナム沿岸域における
                  漁業と所有権」









お問い合わせ
 東京海洋大学大学院海洋科学技術研究科
 海洋環境保全学専攻
 海洋人類学研究室 [岩淵聡文教授] 
 電話   03−5245−7715:FAX 03−5245−7339
 Eメール  <iwabuchi@kaiyodai.ac.jp >
 海洋スポーツ健康科学教室 [田村祐司准教授] 
 電話   03−5463−4275:FAX 03−5245−7472
 Eメール  <tamura@kaiyodai.ac.jp >

会場アクセス
東京海洋大学
品川キャンパス    http://www.kaiyodai.ac.jp/Japanese/access/01.html
越中島キャンパス   http://www.kaiyodai.ac.jp/Japanese/access/02.html