海外企業との共同研究プロジェクト

 現在、タイの大手食品メーカーとの共同研究契約を締結し、当研究室の遺伝子検査技術、汚染源追跡技術を実際の食品製造現場の検査法として応用する研究を進めています。この共同研究に伴い、当研究室の学生数名を、毎年、バンコクにある相手先企業の品質検査部門、研究所、ならびに、同時に共同研究をおこなっているチュラロンコン大学へ派遣しています。
海外、特にアジアの食品会社は、EU, US, 日本、中国など多くの国へ食品を輸出しています。そのため、それぞれの国の衛生基準に合わせた製品作りをする必要があり、食品中の微生物に関する検査も膨大で、コスト削減の観点から自主衛生検査に用いる事ができるシンプルな検査法が求められています。


共同研究先の研究所(タイ)にて、実験結果のプレゼンテーション