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東京海洋大学学術研究院

共同研究と現在の研究

これまで、種苗放流の生産効果及び野生集団に及ぼす生態的・遺伝的影響評価について、方法論開発と実データに基づく実証研究を行ってきました。

1980年代の半ばから、岸野洋久氏と共同でサンプリング理論、最尤法及びベイズ法を導入し、放流効果の不偏推定、種苗性の比較、相対繁殖成功度の推測、遺伝的分化の推定などの新しい方法論を開発しました。これらの方法は、様々なデータに適用されています。2004年からは浜崎活幸氏の参画を得て、マダイ、サワラ、ニシン、アサリ等の生物測定・遺伝子データを取得して、種苗放流の生態的・遺伝的影響や東日本大震災がニシン集団に与えた影響を明らかにしました。希少種であるオカヤドカリ類の生態や遺伝的分化の研究では、野生生物の環境適応の妙に驚かされました。これまで共同研究やサンプリング等でお世話になった方々、および共に研究に取り組んでくれた学生諸子に心から感謝しています。

現在は、これまでの経験を活かし、以下の研究を行っています。
1 世界の種苗放流の効果と生態的・遺伝的影響の総括
2 人間活動と自然災害による生態的攪乱と生物集団の応答評価
3 集団構造と環境適応遺伝子検出のための統計遺伝学手法の開発

略歴 (ReaD and Reserchmap)
論文・著書
ソフトウェア公開

Last updated: July. 13, 2017