Researches on Biosensors, Bioelectronics, Molecular devices by Hitoshi OHNUKI



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 本研究室は、超伝導体の応用研究を行っている和泉教授の研究グループと施設や設備を共有し、週一回のミーティングを一緒に行っています。実は私(大貫)も、以前には酸化物超伝導や低次元磁性体の研究を行っていました。同じ研究室内で分野の異なる研究をしている仲間がいるのはとても大事なことだと思っています。物事の新しい考え方やアプローチの仕方は、いつも同じ枠組みに沿って同じようにやっていてはなかなか思いつけないことです。広い視野を持って研究を進めることが、特に学部や大学院の諸君には必要だと思います。


配属を希望する3年生諸君へ

 我々の主な研究は、有機系・無機系を問わず物質の持つ多様な機能を電子デバイスとして融合させ、全く新しい機能を持つデバイスを作り出すことを目的としています。当研究室は「電気・電子」領域はもちろんのこと、「微細加工・ナノサイエンス」、「有機分子・バイオ」「無機・三次電池」も含めた幅広い視点で研究を展開しています。多くの計測機器を組み合わせた独自の計測・制御システムを Labview(計測制御用言語)でプログラミングしたり、共同研究先のウルトラクリーンルームでのリソグラフィーによる微細加工、また時には分子合成を行ったり、二次電池・三次電池の開発をしたり等、いろいろな分野の技術・知識を応用します。
 しかし研究室を希望する諸君には特別な予備知識や技能を求めていません。多くの場合、予備知識のない人が一生懸命取り組むと、思いがけない新しい発見があります。私(大貫)自身も半導体から出発して、超伝導体、有機デバイス、バイオセンサと研究対象を変えてきました。なので私は何も知らない皆さんと、フレッシュな気持ちで一緒に研究を行うことが大好きです。研究室の詳細については、このHPのみではとても書ききれないので、興味がわいたら、ぜひ話をしに来て下さい。


大学院を希望する諸君へ (他学部・他大学の学生諸君も歓迎します!)

 現在、当研究室は好奇心旺盛な大学院生を募集しています。本研究室は上の欄を読んでいただいてもわかるように、有機系(特に生体システム)の持つ機能を、半導体・金属などの無機系デバイスに融合することや、低環境負荷の新しい電気エネルギーデバイスの開発を目指しています。これらは生物の持つ生化学的な触媒機能、分子識別機能、物質の持つエネルギー変換機能等を応用して、環境中の有害物質を迅速・高感度に検出できるバイオセンシングシステムや、環境中からエネルギーを取り出し蓄えることのできる三次電池の開発に取り組んでいます。したがって、物を造ることが大好きで、自身で考案・開発したデバイスで将来多くの人に役立つことをしてみたい、と考えている人は誰でも大歓迎です。またこのような研究開発は、様々な分野の基礎的知識が融合して構築されるものなので、本学のみならず他学部・他大学からの学生諸君の進学も大いに歓迎します。

 興味がわいたら下記の連絡先にメールをください、待っています。

   大貫 等  : ohnuki@kaiyodai.ac.jp (@を半角の@にしてください)

 

東京海洋大学


海洋電子機械工学科


東京海洋大海洋工学部
機能デバイス研究室・大貫GR

〒135-8533
東京都江東区越中島2-1-6

実験・学生室:2号館1階
大貫:2号館2階209