国立大学法人 東京海洋大学 海洋科学部 食品生産科学科

ニュース記事「「Akasith LEERAHAWONG 君と保田悠貴君がJSPS-NRCT International Symposium 2010で発表しました。」

Akasith LEERAHAWONG 君と保田悠貴君が東京海洋大学において20102/26および27に開催されたJSPS-NRCT International Symposium 2010で堂々たる発表を行いました。Akasith LEERAHAWONG の発表は「Edible Film from Squid Mantle Muscle 」というタイトルで、スルメイカ肉からの可食性フィルムの実用性について述べたもので,イカ肉から適度な物性、透明性および水蒸気透過性を有する可食性フィルムを調製するにはタンパク質可溶化剤としてクエン酸ナトリウムを用いることが最適であることを明らかにしたものです。保田悠貴君の発表「Utilization of blue shark Prionace glauca as a raw material of surimi 」は,現在利用価値が無いヨシキリザメの肉について,これのかまぼこ原料適性を研究したもので,とくにヨシキリザメの場合、漁獲後一定期間保存した方がかまぼこには向くことを明らかにしました。

 両名とも、英語での講演だったにも関わらず堂々たるもので、会場からの質問にも的確に返答しました。良く頑張りました。