低炭素社会を実現するための極小エネルギー輸送体系の構築

第三層 個別技術

電気自動車(EV)の走行特性と環境影響評価に関する研究

兵藤哲朗
兵藤 哲朗 HYODO Tetsuro

海洋工学部 流通情報工学科

電気自動車は低炭素社会実現のためにも有望な輸送手段です.“Well to Wheel”効率からも,ガソリン車の4倍もの効率と言われています.さて,最新のセンシング技術を用いれば,EVの走行軌跡から,どこでどのように電気エネルギーが消費されたか,すなわち『電費』を計測することも可能です.この『電費』計測技術を用いて,
  • EVのエコドライブ方策
  • 新東名高速道路の高燃費要因把握
  • BEMS(Building and Energy Management System)
実現のためのEV配置問題などに取り組んでいます.
兵藤 哲朗
兵藤 哲朗 2012年4月に開通した新東名高速道路を走行し,その『電費』の良さを計測しました.上記の4つの項の何が良い影響を与えるのでしょうか? 今,詳細は解析中です!
某中心業務地のBEMS実験
BEMS(Building Energy Management System)では,EVは,電気を消費するだけでなく,ピーク時に自ら電気を供給する役割を果たします.現在,小型貨物EVを用いて,『貨物と電気』を運ぶシステム設計と,その効果計測の社会実験の準備中です.2013年度には結果をご報告できると思います.しばらくお待ち下さい.
pagetop