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スライド作成時に注意する点

発表スライドは、レポートや論文で発表したいことを分かり易く説明し易い様に準備しなければなりません。レポート等を元にスライドを作る際は、文章をそのままコピーして使ってしまいがちです。 この場合、スライドに文字が多くなり、スライドを説明しているわずかな時間の間に、聞き手はその文章を読もうと四苦八苦し、結局説明には耳を傾けづらくなります。スライドに各文字数は極力少なくなるように心がけましょう(図の参照 11.1)。

Figure 75: スライドの見栄え
   \includegraphics[width=13cm,clip]{SlideMibae1.eps}   

また、文字をスライドに挿入する場合には、文字の大きさをおかしくない程度に大きくしましょう。 聞き手の多くは、スクリーンから離れて発表を聞くことになります。文字が小さければ、書いていることが全く読むことが出来ません(図の参照 11.1)。

Figure 76: スライドの見栄え
   \includegraphics[width=13cm,clip]{SlideMibae2.eps}   
1枚のスライドに盛り込む内容が多すぎると、聞き手は話について来れなくなります。スライド1枚の説明にかける時間は1分程度ですので、それ以上の内容をスライドに盛り込むことはやめましょう(図の参照 11.1)。

Figure 77: スライドの見栄え
   \includegraphics[width=13cm,clip]{SlideMibae3.eps}   

スライドの背景の色にも注意を払いましょう。例えば文字の色が薄いのに、背景色も淡い色にしてしまうと、スライドの文字を読むことができません(図の参照 11.1)。逆に、背景色が濃い場合は、文字色は薄い色にし、文字が読み易い様な配色にしてください(図の参照 11.1)。

Figure 78: スライドの見栄え
   \includegraphics[width=13cm,clip]{SlideMibae4.eps}   

Figure 79: スライドの見栄え
   \includegraphics[width=13cm,clip]{SlideMibae5.eps}   



Takeyoshi Nagai 2013-09-03