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アニメーション効果

さて、次に、パワーポイントに装備されているアニメーションの機能を使ってみましょう。 発表に動的な要素を加えることで、聞き手を飽きさせず、話についてきてもらえる様な工夫を施します。アニメーションは多すぎると目障りですが、強調したいポイントに限定して用いれば、効果的な発表を行う手助けとなり得ます。

例えば、テキスト挿入用枠に記入した箇条書きを、最初から順番に表示する様なアニメーションを設定してみましょう。まず、スライドのテキスト挿入用の枠に何でも良いので、改行を加えて記入してください。その後、リボンの「アニメーション」タブで好みのアニメーションを選択してみましょう(図の参照 11.11)。

Figure 103: アニメーション
   \includegraphics[width=13cm,clip]{Animation1.eps}   

次に、右側にある「効果のオプション」ボタンをクリックして、「段落別」を選択します。 これで、箇条書きの各項目毎に指定したアニメーションが機能することになります(図の参照 11.11)。同様に、テキストボックスを別に挿入し、改行しながら複数業の内容を何でもいいので入力しましょう。これにも、アニメーションの機能を同じ手順で付加してください(図の参照 11.11)。

Figure 104: アニメーション
   \includegraphics[width=13cm,clip]{Animation2.eps}   

これで、アニメーションを2つの要素に設定しました。次に、このアニメーションをまとめて管理してましょう。それには、「アニメーション」タブの「アニメーションの詳細設定」グループ内にある「アニメーションウィンドー」ボタンを押します。このボタンを押すとスライド右側に、「アニメーションウィンドー」が表示されます(図の参照 11.11)。このウィンドーには、このスライド内のアニメーションが全て項目として表示されます。例えば、アニメーションの順番を入れ替えたければ、マウスでクリックドラッグして順番を入れ替えることが可能です。

Figure 105: アニメーション
   \includegraphics[width=13cm,clip]{Animation3.eps}   

また、個々のアニメーションの開始について詳細に設定したい場合には、各アニメーション項目の右にある三角ボタンをクリックして、現れた選択肢から「クリック時」「直前の動作と同時」「直前の動作の後」の中から一つ選んで開始に関する設定をすることが出来ます(図の参照 11.11)。

Figure 106: アニメーション
   \includegraphics[width=13cm,clip]{Animation4.eps}   



Takeyoshi Nagai 2013-09-03