准教授

村瀬弘人

1971年東京都生まれ。1995年明治学院大学法学部法律学科卒業。同年、オレゴン州立大学農学部水産・野生動物学科に学士入学し1998年に卒業。学生時代から日本政府が実施している鯨類目視調査や鯨類捕獲調査に調査員として参加。 財団法人 日本鯨類研究所、国立研究開発法人 水産研究・教育機構 国際水産資源研究所を経て、2019年5月に国立大学法人東京海洋大学 学術研究院 海洋環境科学部門 准教授に着任。海洋生態学の観点からザトウクジラやクロミンククジラといった大型鯨類を主対象に研究を行っている。 野外調査では鯨類目視調査などの従来からある手法に加え、バイオロギング、計量魚群探知機、リモートセンシングといった様々な手法を用いデータを収集し、これらを組み合わせ鯨類の空間分布変動や海洋生態系構造の解明に取り組んでいる。

学位

博士(環境科学)(北海道大学)平成22年3月

所属学会と役職など

■国際捕鯨委員会科学委員会(IWC/SC)委員 平成12(2000)年~現在
■南極の海洋生物資源の保存に関する委員会(CCAMLR)
音響調査解析小部会(SG-ASAM)委員 平成27(2015)年~現在
生態系モニタリング管理作業部会(CCAMLR WG-EMM)委員 平成29(2017)年~現在
■一般社団法人 水産海洋学会 会員
国際誌委員会 委員 平成29(2017)年~現在
総務委員会 委員 平成25(2013)年~平成29(2017)年

主な著書

「海洋動物の音響観測」分担執筆 (海洋音響学会, 平成18(2006)年)
「鯨類生態学読本」分担執筆 (生物研究社, 平成18(2006)年)
「南極海‐氷の海の生態系」編著者 (東海大学出版会, 平成25(2013)年)

researchmap ※詳細な経歴や業績はリサーチマップの研究者詳細ページに掲載しています。

助教

中村玄

1983年大阪生まれの埼玉育ち。2007年東京海洋大学水産学部卒業。同大学院鯨類学研究室では博士前期課程にて南極海に生息するクロミンククジラを対象とした微量元素分析。博士後期課程からは大型鯨類、特にミンククジラの骨格形態学的研究を専攻。同大学博士研究員、若手研究員、(財)日本鯨類研究所を経て2014年11月国立大学法人 東京海洋大学 海洋科学部テニュアトラック助教(海洋環境学部門 海洋生物学講座 鯨類学研究室)に着任、現在に至る。現在の専門は鯨類の形態学。

学位

博士(海洋科学)(東京海洋大学)平成24年3月

学位論文

■海洋学博士 平成24年3月
北太平洋産ミンククジラ頭骨に関する基礎的研究およびミンククジラCladeの骨学的比較分析(東京海洋大学)
■海洋学修士 平成21年3月
南極海におけるクロミンククジラの栄養動態の変遷 ~肝臓中水銀濃度を環境指標として~(東京海洋大学)

主な著書

「鯨類海産哺乳類学 第二版」(共著.生物研究社,2012)
「行動生物学辞典」 (項目の一つを担当.東京化学同人,2013)
「鳥羽山鯨類コレクション ~東京海洋大学所蔵鯨類骨格標本の概要~」 (共著.生物研究社,2014)
「クジラ・イルカの疑問50」(共著.成山堂書店,2018)
「クジラの骨と僕らの未来」(単著.理論社,2021)

名誉教授

加藤秀弘

1952年神奈川県生まれ。75年北海道大学水産学部卒業。同大学院水産学研究室でアザラシ、トドの生態を専攻。旧(財)鯨類研究所、水産庁遠洋水産研究所鯨類生態研究室長(2001年4月より遠洋水研は独立行政法人に移行)を経て2005年8月国立大学法人 東京海洋大学 海洋科学部 教授(海洋環境学科 海洋生物学講座 鯨類学研究室)に着任、2018年3月に定年退職。同年4月より、東京海洋大学名誉教授、(一財)日本鯨類研究所の顧問等を務める。シロナガスクジラ等大型鯨類の資源生態学を専門とし、特に環境変動に伴う鯨類の生活史変動と個体群調節機能の解明に取り組んでいる。

学位

水産学博士(北海道大学)昭和61年9月
水産学修士(北海道大学)昭和53年3月

学位論文

■水産学博士(論文博士)昭和61年9月
南半球産ミンククジラの生物学的特性値の経年変動と資源動態に関する研究(北海道大学、第3094号)
■水産学修士 昭和53年3月
サハリン東岸および根室海域の流氷域におけるゴマフアザラシとクラカケアザラシの食性と分布(北海道大学、第6216号)

所属学会と役職など

■IWC(国際捕鯨委員会)科学委員会委員 昭和55年~現在
 (同 運営委員兼分科会議長 平成9年~平成23年)
■IUCN(世界野生生物保護連合)鯨類専門グループ委員 平成5年~平成19年
■PICES(北太平洋海洋科学機構)海鳥・海獣諮問グループ共同議長 平成11年~平成22年
■日本哺乳類学会 昭和49年~現在 会員(期間は前身学会含む)
■日本水産学会 昭和52年~平成31年 会員
■水産海洋学会 昭和53年~平成31年 会員(期間は前身学会含む)
■米国海産哺乳類学会 昭和63年~平成31年 会員
■日本動物学会 平成17年~平成31年 会員
■The Journal of Cetacean Research and Management 平成11年~現在 学術誌編集委員
■鯨類資源研究会 昭和62年~現在 会員、議長、副議長、分科会議長ほか歴任
■第9回国際哺乳類会議 平成16年~現在 プログラム委員会委員、シンポジウムコンビナー
■第5回世界水産会議 平成17年~現在 プログラム委員会委員、シンポジウム
■学術誌Cetacean Population Studies刊行委員会副委員長、編集委員長 平成30年~現在

社会活動

■科学技術庁長官賞
(研究功績) 平成11年4月 南氷洋ミンククジラの生態とその資源変動に関する研究
■高知出版学術賞
平成13年3月 編著「ニタリクジラの自然誌」(平成12年、平凡社刊)
■市長表彰状
平成13年4月 シロナガスクジラ全身骨格復元と学術展示に対する功績 下関市
■協会感謝状
平成14年4月 シロナガスクジラに関する自然科学的啓蒙と鯨体彫像設立の指導・監修 下関市鯨食文化協会
■県知事感謝状
平成14年5月 マッコウクジラ集団座礁処理に対する指導 鹿児島県
■町長感謝状
平成14年7月 町立「鯨と海の科学館」設立と十年間にわたる学芸的指導 岩手県山田町 
■東京海洋大学学長賞 平成23年~平成30年(毎年)
■水産功績者表彰
令和元年度11月 大日本水産会

主な著書

「鯨類資源の研究と管理」(恒星社厚生閣,1991)
「マッコウクジラの自然史」(平凡社,1995)
「ニタリクジラの自然史」(平凡社,2000年;第11回高知出版学術賞受賞)
「鯨類生態学読本」(生物研究社,2006)
「日本の哺乳類学③水生哺乳類」(東京大学出版会,2008)
「鯨類海産哺乳類学」(生物研究社,2009 (2010.5増補版発行))
「鯨類海産哺乳類学第三版」(生物研究社,2016)
「シロナガスクジラ」(福音館,2018)
「クジラ博士のフィールド戦記」(光文社新書,2019)

SF小説「鯨の王」(藤崎慎吾 著,文藝春秋,2007)の主人公鯨類学者 須藤秀弘のモデルとなった。


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