COMS について

特徴
    1、経済性が高い
    2、CO2排出量が少ない
    3、走行中は二酸化炭素を全く排出しない
  
4、静粛性が高い
        動力源はモーターであるため、往復動機関特有の騒音、振動がない。
        また、トランスミッションがないため、変速ショックもない。これもモータの無段階変     速の特徴である
     5、車検、車庫証明、重量税、取得税が不要である


充電

  電気自動車はどこで充電するのかが、実用上の大きな問題となっている。COMSは車載の充電器を使って家庭 のコンセントでも充電が可能。家庭用電源でフル充電する場合には、100Vでロングタイプで約13時間、通常タイ プで約8時間程度である。
 ちなみに1時間の充電で10 km 程度走行可能。
 また、電池切れになり停止してしまった場合でも、電源を切って数分待てば、また数km 走れるようになる。
 (携帯電話などで経験する現象である)


テクノロジー

 1、電気エネルギーをムダなく伝え走破性に優れたホイールインモーターを採用。

  2、左右後輪のホイール部にモーターを直接組み込んでいる

 3、
後輪のタイヤひとつひとつを独自に駆動するため、あらゆる路面での両輪同時スリップがな   く、電気エネルギーを効率よく地面へと伝達する。

  4、走破性に優れ、しかもブラシレスモーターにより静粛性を実現している。


  5、エネルギー回生機能により減速時(くだり坂等)に発生する運動エネルギーを電気に変えて バッテリー    に回収する。

所感

  まずキーを捻ると、メーター類のライトがつくだけ。エンジン音がなくまったくの無音のため、本当にエンジンがか かっているのか心配になる。(このあたりはトヨタ「プリウス」 などのハイブリッドカーと同様)

  ATのシフトのように「D」レンジを選び、アクセルを踏み込んでいくと、音もなく驚くほどスムーズに加速していく。
 加速力も申し分なく、公道を走行した際には出足で普通車に勝っていた。初動トルクが高いのはモータの特性で ある。
 また、トランスミッションがないので変速ショックはまったくない。
 最高速度は 50 km/h。