黒瀬チーム

4.オオグソクムシのアレルゲン性と機能解析

オオグソクムシは一般的には食用とされてませんが、資源量が豊富であることから、加工食品として有効利用をはかる目的で、本学・食品加工学研究室の大迫先生と共同研究を行っています。

その中で我々は、これまで食習慣の無かったオオグソクムシの安全性を検証する一環として、特定原材料であるエビ・カニと同じ甲殻類であるオオグソクムシのアレルゲン性を検証し、アレルゲン性が有れば、その低減化をはかることを計画しています。

また、深海生物であるオオグソクムシの情報は少なく、有用性などの報告もありませんが、我々にとって何らかの機能性を発揮する成分を含有している可能性を期待し、オオグソクムシ抽出物を用いた機能解析を行っています。