情報処理概論T 平均値と分散、標準偏差

 逆算して考える
  あるデータから標準偏差を求めるにはデータの分散を求めなければならない。
 → 分散を求めるには
残差平方和データの個数が必要になる。
  → データの個数はデータ読み込み時に 
変数ic に入っているようにしている
  → 残差平方和を求めるには
平均値が必要になる
  → 平均値を求めるには、データの合計が
必要である。

上記の手順を逆に辿っていけば、標準偏差は求められる。
おさらいと戦略
! 宣言文〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    parameter(num=345)
    real doy(num), dpt(num), csal(num), bsal(num), ss(num)
   
real(8) goukei, heikin, bunsan, hensa
    integer stn(num)

! データ読み込み〜〜〜〜〜〜
! 最終的に 変数ic にデータの「個数」が入る!

    open(10,file="./data.txt")
    do k=1,345
    read(10,*) doy(k),dpt(k),csal(k),bsal(k),ss(k),stn(k)
    write(*,*) doy(k),dpt(k),csal(k),bsal(k),ss(k),stn(k)
    enddo
    close(10)


! 合計を求めるDOループ~~~~~~~~~(ここは前回すでにやった)

! 平均値を求める式  合計/データ数 ~~~~~~~~~(ここは前回すでにやった)

! 残差平方和を求めるDOループ~~~~~~~~~
! 変数bunsanに残差平方和を足していく

!分散から標準偏差へ

!計算した値を画面に出力
     write(*,200) goukei,heikin,bunsan,hensa
200   format("goukei=",f10.4," heikin=",f10.4," bunsan=",f10.4," hensa=",f10.4)


!最後のおまじない〜〜〜〜〜〜〜   
    stop
    end

忘れてないとは思うが、Fortranスクリプトのコンパイルについて

自作したスクリプトがtest.f95である場合、

g95 -o test test.f95

このスクリプトによって「test.f95」というスクリプトが「test.exe」という名前の実行形式ファイル(パソコンがわかる形)になる.
もう一度「ls -al」というコマンドを入力し,「test」というファイルができているかどうか,実行権限がついているかどうかを確認する.