国立大学法人 東京海洋大学 海洋科学部 食品生産科学科

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2009.12.15 バンコクの夕方

あけましておめでとうございます。

     今年もよろしくお願いいたします。

 

 昨年は食品加工学研究室にとって大きな事件が沢山ありましたが、もっとも大きなことは、田中宗彦先生がご退官なされたことです。あらかじめわかっていたこととはいえ、とくに私にとっては大きな大黒柱を失った喪失感と、あと、残された20名もの学生を1人で指導していけるかということでした。当の学生達は逞しいもので、不安はあったとは思うのですが、そのような様子を一切見せませんでした。えらいものです。ただ、その後は、名誉教授となられた田中先生のご指導も先生がお暇なときに頂き、バックアップしていただいていますし、食品生産科学科の諸先生方の多大なるバックアップもいただき、何とか無事に乗り切れました。さらに、田中宗彦先生の退官記念パーティーには遠方から多くの方々にご参加いただき、そのご縁でその後、当研究室の運営に非常に協力的にご配慮してくださる方々もおられます。中でも八木橋社長、ありがとうございます。

 また、外部の方々からも非常に多大なるご協力をいただいております。株式会社 徳倉の徳倉社長とは共同研究をしていただいておりますし、宮崎県水産試験場とも低未利用水産資源の有効利用について研究させていただいております。私が元おりました長崎県では、長崎県工業技術センターとも共同技術開発をさせていただいているのをはじめ、長崎県立長崎鶴洋高等学校、長崎市役所とも共同で取り組みをさせていただいております。また、長崎県の民間企業では、音丸水産、マルヤマ醤油、長田食品、徳信と新製品開発に向けてお手伝いをさせていただいております。

 秘密保持の関係でご紹介させていただけない企業もあと3社あります。ありがとうございます。

 当研究室の学生も共同研究させていただいている社会人の方々と接触を持つのを非常に喜んでいます。皆様から時々説教をいただいているようですが真摯に受け止めているようです。当研究室の学生の称えるべき点は(あまりないのですが)、皆が非常に素直なところと、外部の方々との接触を積極的に求めるところです。色々社会の事を教えてやって下さい。

 

 まさに、食品加工学研究室は、皆様のお陰で成り立っております。

 

 大迫が至らないところが数々あり、皆様からお叱りを受けるのも度々ではございますが、本年も食品加工学研究室への変わらぬご配慮、ご指導およびご鞭撻いただけますよう、何とぞよろしくお願いいたします。 

↑ 2010120日 朝日新聞夕刊より引用

↑ 201022日 学内風景

↑ JSPS-NRCT International Symposium 2010

2010.03.02 九州丸一食品

2010.09.05 学内風景

↑東京海洋大学の風景(2011.12)

2011年の写真