副詞


副詞の用法

副詞は、動詞や形容詞を修飾する単語です。副詞の多くは slowlyquickly のように 形容詞+ly の形をとりますが、 Run fast. 「早く走れ」の fast や Study hard. 「一生懸命勉強しろ」の hard, 「時計回りに」にあたる clockwise など、-ly で終わらない副詞もあります。以下の例文を参照してください。

The door opened slowly. ドアはゆっくりと開いた。(動詞を修飾)
I shut the door quickly. 私はドアをすばやく閉めた。(動詞を修飾)
Turn the valve clockwise. バルブを時計回りに回せ。(動詞を修飾)
This part is really heavy.  この部品は本当に重い。(副詞を修飾)

副詞として働く名詞

He left [yesterday/this morning]. 「彼は昨日/今朝出発した」 の yesterday や this morning のように、名詞が副詞として働く場合があります。機関業務においては、時を表す名詞に加え、way turn を使った以下のような表現に注意しましょう。

Do it this way. こういうやりかたでやりなさい。
Which way should I turn this? これはどちらの方向に回せばいいですか?
Open the valve all the way. バルブを最後まで開けろ。
Open the valve [half a turn/one turn/two turns]. バルブを半回転・一回転・二回転開けろ。


一般的な副詞の位置

一般的な副詞の文の中でに位置はかなり自由です。以下の例でもわかるように、副詞は主語の前でも、主語と動詞の間でも、文の最後でも構いません。

Slowly the door opened.
The door slowly opened.
The door opened slowly.

Quickly I shut the door.
I qucikly shut the door.
I shut the door quickly.


頻度を表す副詞とその位置


中学で習う、sometimes, often, always, never, などの頻度を表す副詞は、原則として be 動詞の後、一般動詞の前です。

He is always very careful. 彼はいつもとても注意深い。
He always work hard.  彼はいつも一生懸命働く。

「めったに~しない」を意味する seldom や hardly, 「決して~しない」にあたる never は、not を伴わわずに否定を表すので注意しましょう。

The alarm [seldom/hardly] goes off.  その警報はめったにならない
We never enter port without testing the engine astern. 我々はアスターンテストをせずには決して入港しない。


機関業務に必要な副詞を Quizlet にまとめてあるので、こちらで学習してください。