崔 淅珍(CHOI Sokjin)
O学歴と経歴
韓国生まれ，韓国麗水水産大学（現，全南大学）卒業後，遠洋漁船の航海士として勤務。1992年渡日し，東京水産大学研究生，同大学院修士，博士課程を修了（文部省奨学生）。全国漁業協同組合連合会の小型イカ釣り光力適正化検討事業（水産庁補助事業）の研究を行う。日韓民間漁業者協議の専門通訳員として活動。東京海洋大学訪問研究員を得て，独立行政法人水産総合研究センター水産工学研究所の特別研究員（JST，JSPS）として勤める。03年韓国に帰国し，現在
韓国特許庁 審査官として勤務中。
O資格 ： 漁撈技術士，通訳案内士，1級翻訳士，3級海技士，船舶衛生管理士
OE-MAIL ： sokjin@yahoo.co.jp
O研究活動業績目録
I. 著書および訳書
1．<共著>『スルメイカの世界 －資源・漁業・利用－』，有元貴文・稲田博史 共編，東京，成山堂書店，2003.12.
有元貴文，荒川久幸，崔 淅珍：第3章第2節，集魚灯技術．
崔 淅珍，金 東守，金 大安：第5章第1節，韓国のイカ釣り漁業．
2．<訳書>『色彩工学(韓国語版)』大田登 著，崔 淅珍，申 宰哲 訳，ソウル，図書出版国際，2003.8.
II. 学術論文および発表
＜学位論文＞
1．崔 淅珍：小型イカ釣り漁船の光力適正化に関する基礎研究．東京水産大学修士論文. 1994．
2．崔 淅珍：小型イカ釣り漁船の光力適正化に関する研究．東京水産大学博士論文. 1997.
＜学会誌論文＞
1．荒川久幸・崔 淅珍・有元貴文・中村善彦：小型イカ釣り漁船の集魚灯光の海中放射照度分布．日本水産学会誌．62(3)，pp.420-427，1996.
2．崔 淅珍・中村善彦・有元貴文：集魚灯による小型イカ釣り漁船周辺の海面照度分布．日本水産学会誌．63(2)，pp.160-165，1997.
3．崔 淅珍・荒川久幸・中村善彦・有元貴文：日本海のイカ釣り漁場における海水の光学的水型と集魚灯光の透過特性．日本水産学会誌．64(4)，pp.650-657，1998.
4．Hisayuki Arakawa，Sokjin Choi，Takafumi Arimoto，Yoshihiko Nakamura：Relationship Between Underwater Irradiance and Distribution of Japanese Common Squid Under Fishing Lights of a Squid Jigging Boat. Fisheries Science，64(4)，pp.553-557，1998.
5．Sok-Jin CHOI and Hisayuki ARAKAWA：Relationship between the Catch of Squid，Todarodes pacificus Steenstrup，according to the Jigging Depth of Hooks and Underwater Illumination in Squid Jigging Boat，J. Korean Fish. Soc，34(6)，pp.624-631，2001．
6．Sok-Jin CHOI ：Relationship between the Boat Sizes， Light Source Output for Fishing Lamps and the Catch of Squid， Todarodes pacificus STEENSTRUP，in Coastal Squid Jigging Fishery of Japan，J. Korean Fish. Soc. 35(6)，pp.644-653，2002．
7．崔 淅珍・金 大安・金 東守：韓国におけるイカ釣り漁業の現状と今後の展望。水産工学研究所技報，No.24，pp.1-13，2002．
8．崔 淅珍・荒川久幸・有元貴文・中村善彦：線光源モデルを用いた小型イカ釣り漁船集魚灯の水中照度分布解析. 日本水産学会誌．69(1)，pp.44-51，2003．
9．崔 淅珍・中村善彦：夏季の日本海イカ釣り漁場における小型イカ釣り漁船の分布と漁船間距離.日本水産学会誌，69(4)，pp.584-590，2003．
10．崔 淅珍・中村善彦：小型イカ釣り漁船の集魚灯光源出力条件別照明経費と適正光源出力．日本水産工学会誌，40(1)，pp.39-46，2003.
11．崔 淅珍：集魚灯光源として高輝度発光ダイオードの放射および水中透過特性．韓国水産学会誌，39(6)，pp.480-486，2006.
＜学会誌掲載記事＞
1．崔 淅珍・金 東守・金 大安：韓国のイカ釣り漁業について．日本水産学会誌 65(2)，pp.305. 1999.
2．有元貴文・崔 淅珍・荒川久幸：集魚灯技術．平成10年度日本水産学会秋季大会シンポジウム，日本水産学会誌 65(1)，pp.123-124. 1999.
3．崔 淅珍・金 鉉周：海洋深層水関連産業別特許出願技術と今後の展開方向，韓国水資源学会誌，39(4)，pp.120-124，2005. (韓国語)
＜学会発表＞
1．崔 淅珍・有元貴文・長谷川英一：小型イカ釣り漁船の光力適正化に関する研究 1.漁船間の水中照度分布に関する検討．平成5年度日本水産学会秋期大会講演要旨集No.129，pp.17，1993.10.17
2．崔 淅珍・有元貴文・中村善彦・井上喜洋：小型イカ釣り漁船の光力適正化に関する研究 2.漁船間の水中照度分布と漁獲量．平成6年度日本水産学会春期大会講演要旨集No.130，pp.15，1994.4.
3．崔 淅珍・有元貴文・金 大安：日本小型イカ釣り漁船の光力適正化に関する研究．1994年度韓国漁業技術学会秋季学術発表会論文抄録集，pp.26-30，1994.10.22.
4．崔 淅珍・荒川久幸・酒井久治・有元貴文・中村善彦：小型イカ釣り漁船の光力適正化に関する研究 3.到達深度別釣獲実験と水中照度．平成７年度日本水産学会春期大会講演要旨集No.117，pp.11，1995.4.2.
5．荒川久幸・崔 淅珍・有元貴文・中村善彦：小型イカ釣り漁船の光力適正化に関する研究 4.集魚灯光の海中放射照度分布．平成7年度日本水産学会春期大会講演要旨集No.118，pp.11，1995.4.2.
6．中村善彦・崔 淅珍・有元貴文：小型イカ釣り漁船の光力適正化に関する研究 5.光力条件別漁獲量と適正光力の検討．平成7年度日本水産学会春期大会講演要旨集No.119，pp.12，1995.4.2.
7．T.Arimoto， S.J.Choi， D.Monindja and F.S.M.Chopin: Low Investement Sustainable Technology of Light Fishing in Asia.， The Forth Asian Fisheries Forum，Beijing, China，1995.10.
8．崔 淅珍・中村善彦・有元貴文：集魚灯による小型イカ釣り漁船周辺の水面照度．平成8年度日本水産工学会学術講演会論文抄録集No.28.pp.95-96，1996.4.5.
9．荒川久幸，崔 淅珍，有元貴文，中村善彦：集魚灯下でのスルメイカの分布と海中放射照度との関連.平成8年度日本水産学会秋季大会講演要旨集No.620，pp.89，1996.10.9.
10．和光 信・崔 淅珍・中村善彦・宮本佳則・有元貴文：小型イカ釣り漁船の集団操業実態．平成9年度日本水産学会春季大会講演要旨集. No.124， 1997.4.2.
11．崔 淅珍・荒川久幸・中村善彦・有元貴文：イカ釣り漁場の光学的水型と水中照度．平成9年度日本水産学会春季大会講演要旨集No.125，1997.4.2.
12．Mulyono S. Baskoro・崔 淅珍・秋山清二・有元貴文：インドネシアにおける集魚灯敷網の操業方法と水中照度の検討．平成9年度日本水産学会春季大会講演要旨集No.126，1997.4.2.
13．崔 淅珍・金 東守・金 大安：韓国のイカ釣り漁業について。平成10年度日本水産学会秋季大会漁業者懇談会報No.42，pp.1-14，1998.9.27.
14．S.J.Choi， T.Arimoto， Y. NAKAMURA and H. ARAKAWA: HOW TO STOP THE LIGHT WAR IN FISHING TECHNOLOGY? -Case Study for Coastal Squid Jigging Fishery in Japan.， The Fifth Asian Fisheries Forum， Chulalongkorn University, Bangkok, Thailand，1998．Nov.
15．崔 淅珍・荒川久幸・有元貴文・中村善彦：小型イカ釣り漁船集魚灯の線光源モデルによる水中照度分布解析. 平成11年度日本水産学会春季大会講演要旨集No.118，1999.4.2.
16．T.Arimoto， S.J.Choi， Y.G.Choi：Trends and Perspectives for Fishing Technology Research towards the Sustainable Development. Proceedings of the fifth international symposium. Yosu. 1999.10.
17．崔 淅珍，荒川久幸，渡部俊広・山崎慎太郎・藤田 薫・本多直人：デジタル水色測定システムの開発，1.標準水色液の色彩と水色判定アルゴリズム.2001年度日本海洋学会春季大会講演要旨集No.357，pp.193，2001.3.30.
18．崔 淅珍，渡部俊広，本多直人：超高輝度発光ダイオードの放射特性と集魚灯としての評価。平成14年度日本水産学会春期大会講演要旨集。No.113，2002.4.
19．藤田 薫・本多直人・渡部俊広・松下吉樹・崔 淅珍：コクチバスに対する刺し網の漁獲特性。平成14年度日本水産学会春期大会講演要旨集。No.114，2002.4.
20．本多直人・藤田 薫・山崎慎太郎・崔 淅珍：振動探知機を利用した刺し網羅網時刻の測定法。平成14年度日本水産学会春期大会講演要旨集。No.117，2002.4.
21．Takafumi ARIMOTO, Sokjin CHOI and Hari Sugeng WISUDO：HOW TO STOP THE LIGHT WAR IN FISHING TECHNOLOGY ? - Case Studies for Coastal Squid Jigging in Japan and Lift-net in Indonesia，4th World Fisheries Congress, Vancouver, 2004 May．
22．崔 淅珍・金 鉉周：海洋深層水関連特許出願技術と産業別利用現況．2005年度韓国水産学会春季学術大会発表要旨集，pp.59-60，2005.5.20.
23．有元貴文，崔 浙珍，安 永一，A.Munprasit，M.A.I.Hajar：東アジアにおける持続的漁業への提言 -定置網漁業における取り組み，2007秋季日本水産学会第53回漁業懇話会 No.53，2007.9.27.
III．その他
＜報告書＞
1．平成5年度小型イカ釣り光力適正化検討事業実態・実証調査報告書．全国漁業協同組合連合会．pp.60，1994．3
2．平成6年度小型イカ釣り光力適正化検討事業実態・実証調査報告書．全国漁業協同組合連合会．pp.120，1995．3
3．平成7年度小型イカ釣り光力適正化検討事業実態・実証調査報告書．全国漁業協同組合連合会．pp.44，1996．3
4．平成8年度小型イカ釣り光力適正化検討事業実態・実証調査報告書．全国漁業協同組合連合会．pp.261，1996．10
5．平成8年度小型イカ釣り光力適正化検討事業実態・実証調査報告書．全国漁業協同組合連合会．pp.261，1996．10. (韓国語版翻訳)
6．2004新技術動向調査報告書―環境親和的養殖技術―韓国特許庁， pp.606，2004.12.(韓国語)
＜月刊誌等掲載記事＞
1．有元貴文・中村善彦・崔 淅珍・荒川久幸・酒井久治・山口恭弘：小型イカ釣り漁船の集魚灯適正光力を求めて。(社)漁村文化協会，漁村63(2)，p.57-61，1997．2
2．有元貴文・中村善彦・崔 淅珍・荒川久幸・酒井久治・山口恭弘：小型イカ釣り漁船の集魚灯適正光力を求めて。(社)漁村文化協会，漁村63(3)，p.84-91，1997．3
3．崔 淅珍・有元貴文：イカと集魚灯適正光力，韓国水協中央会水産雑誌，月刊 ウリバダ，p.94-109. 1996.12. (韓国語)
4．崔 淅珍：マグロ養殖システム開発－マリノフォラム21より－，韓国水協中央会水産雑誌，月刊 ウリバダ，p.92-93. 1997.1. (韓国語)
5．崔 淅珍：沿岸漁場造成技術開発－マリノフォラム21より－，韓国水協中央会水産雑誌，月刊 ウリバダ，p.100-103. 1997.2. (韓国語)
6．崔 淅珍：インターネットで変化する日本の水産、食品の世界，韓国水協中央会水産雑誌，月刊 ウリバダ，p.100-101. 1997.3. (韓国語)
7．崔 淅珍：世界の漁村―イワシ、秋刀魚の町、日本銚子市―，韓国水協中央会水産雑誌，月刊 ウリバダ，p26-31， p98-100. 1997.4. (韓国語)
8．崔 淅珍：魚類の生態を利用した新しい漁法，韓国水協中央会水産雑誌，月刊 ウリバダ，p.100-103. 1997.5. (韓国語)
9．崔 淅珍・有元貴文：投棄魚問題と小型魚保護のための選択的漁獲技術開発の国際的動向，韓国水協中央会水産雑誌，月刊 ウリバダ，p.98-101. 1997.6. (韓国語)
10．崔 淅珍・東海 正：資源管理方策としての再放流，韓国水協中央会水産雑誌，月刊 ウリバダ，p.94-97. 1997.7. (韓国語)
11．崔 淅珍：日本水産物流通の中心地－東京，韓国水協中央会水産雑誌，月刊 ウリバダ，p.94-97. 1997.8. (韓国語)
12．崔 淅珍：小型イカ釣り漁船の光力適正化. 楽水，No785， pp.1-6， 1999.1.
13．崔 淅珍：水産・貿易・観光の中心地－北海道，韓国水協中央会水産雑誌，月刊 ウリバダ，p.80-85. 2000.11. (韓国語)
14．崔 淅珍：韓国のイカ釣り漁業。(社)漁村文化協会，漁村67(1)，p.88-93，2001．1
15．崔 淅珍：韓国のイカ釣り漁業。(社)漁村文化協会，漁村67(2)，p.53-61，2001．2
16．崔 淅珍：韓国におけるイカ釣り漁業の現状と今後の展望。(社)海洋水産システム協会，海洋水産。第2巻7号，pp.20-31．2002，3
17．崔 淅珍：小型イカ釣り漁船のトン数と集魚灯光力別漁獲量。(社)海洋水産システム協会，海洋水産。第3巻2号，pp.1-7．2003，2
18．崔 淅珍：小型イカ釣り漁船の集魚灯照明経費と適正光力。(社)海洋水産システム協会， 海洋水産。第3巻3号，2003，3
19．崔 淅珍・金 鉉周：海洋深層水関連産業別特許出願技術と今後の展開方向，韓国特許庁，知識財産21，第90号，pp.137-147，2005. (韓国語).
20．崔 淅珍：海洋深層水関連産業別特許出願技術と今後の展開方向，月刊 現代海洋，第425号，pp.67-71，2005. 9.(韓国語).
21．崔 淅珍：水産海洋人のための知識財産権講座-1，月刊 現代海洋，第426号，pp.110-111，2005. 10. (韓国語).
22．崔 淅珍：水産海洋人のための知識財産権講座-2，月刊 現代海洋，第427号，pp.102-103，2005. 11.(韓国語).
23．崔 淅珍：水産海洋人のための知識財産権講座-3，月刊 現代海洋，第428号，pp.102-103，2005. 12.(韓国語).
24．崔 淅珍：水産海洋人のための知識財産権講座-4，月刊 現代海洋，第429号，pp.116-117，2006. 1. (韓国語).
25．崔 淅珍：水産海洋人のための知識財産権講座-5，月刊 現代海洋，第430号，pp.100-101，2006. 2. (韓国語).
26．崔 淅珍：水産海洋人のための知識財産権講座-6，月刊 現代海洋，第431号，pp.100-101，2006. 3. (韓国語).
27．崔 淅珍：水産海洋人のための知識財産権講座-7，月刊 現代海洋，第432号，pp.102-103，2006. 4. (韓国語).
28．崔 淅珍：水産海洋人のための知識財産権講座-8，月刊 現代海洋，제433号，pp.102-103，2006. 5. (韓国語).
29．崔 淅珍：水産海洋人のための知識財産権講座-9，月刊 現代海洋，제434号，pp.102-103，2006. 6. (韓国語).
30．崔 淅珍：水産海洋人のための知識財産権講座-10，月刊 現代海洋，제435号，pp.102-103，2006. 7. (韓国語).
31．崔 淅珍：水産海洋人のための知識財産権講座-11，月刊 現代海洋，제436号，pp.102-103，2006. 8. (韓国語).
32．崔 淅珍：水産海洋人のための知識財産権講座-12，月刊 現代海洋，제437号，pp.102-103，2006. 9. (韓国語).
33．崔 淅珍：水産海洋人のための知識財産権講座-13，月刊 現代海洋，제438号，pp.102-103，2006. 10. (韓国語).
34．崔 淅珍：水産海洋人のための知識財産権講座-14，月刊 現代海洋，제439号，pp.102-103，2006. 11. (韓国語).
35．崔 淅珍：水産海洋人のための知識財産権講座-15，月刊 現代海洋，제440号，pp.102-103，2006. 12. (韓国語).
36．崔 淅珍：水産海洋人のための知識財産権講座-16，月刊 現代海洋，제441号，pp.102-103，2007. 1．(韓国語).
37．崔 淅珍：水産海洋人のための知識財産権講座-17，月刊 現代海洋，제442号，pp.102-103，2007. 2. (韓国語).
38．崔 淅珍：水産海洋人のための知識財産権講座-18，月刊 現代海洋，제443号，pp.102-103，2007. 3. (韓国語).
39．崔 淅珍：水産海洋人のための知識財産権講座-19，月刊 現代海洋，제444号，pp.102-103，2007. 4. (韓国語).
40．崔 淅珍：水産海洋人のための知識財産権講座-20，月刊 現代海洋，제445号，pp.102-103，2007. 5. (韓国語).
41．崔 淅珍：水産海洋人のための知識財産権講座-21，月刊 現代海洋，제446号，pp.102-103，2007. 6. (韓国語).
