海上技術安全研究所深海水槽で、フロートの実験を実施しました

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三鷹にある、海上技術安全研究所の深海水槽において、Navis-Floatの実験を行いました。この深海水槽は最大水深約35mと世界一深い水槽です。ギネスブックにものっているそうで、その深さを目の当たりにするととにかく圧巻です。実際に船で測器を数100mまで降ろすとしても、外洋の海底の深さは数1000mにも及ぶので、30mを深いと考えた事は無かったのですが、こんなに深くまで、いやそれ以上に測器を降ろして観測をしていたのかと少し驚きました。水槽は淡水であるため、浮力を足して実験に望みましたが、浮体が水圧で若干体積を失い、このため、30mを超えた実験では、フロートが上昇できず大変心配しましたが、この水槽の底部が可動式であった事が幸いし、無事実験を終える事が出来ました。