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円の面積Sは
を半径として
で表される。
と
をそれぞれ横軸、縦軸として、第一象限(
,
)に現れる円の面積は、当然この4分の1、
である。今
と
という[0 1]までの乱数を無数に発生させると、半径
の円の内側にこの(
)座標が入る確率は、原点が一つの角と接する一辺の長さ1の正方形の面積で4分の1円で割ったものに等しい。従って、円の内側に入った乱数座標の個数/全ての乱数の個数=0.25S/正方形の面積。即ち、
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(1) |
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である。ここで、Aは円の面積、Bは正方形の面積です。Nは4分の1円に入った乱数の数、Mは全乱数の数です。この関係を模式図で表すと以下の通りである(図の参照 10.2)。この関係と、
座標を表す乱数を1000個程度用いて、piを求めるプログラムを作成せよ。算出されたpiを乱数の個数を幾つか変えてその変化について述べよ。ただし、円周上の座標は
であり、ここで、
と
は乱数で表そうとする座標である。作成するプログラムでは、必ず
を算出する副プログラムとgosubを用いること。たとえば、
なら、この乱数で示される点は、円の外にあることになる。
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Figure 3:
乱数の示す座標と円、正方形の関係の模式図。
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Takeyoshi Nagai
2017-01-23