MPIプログラムの実行の手順


MPICHの場合

  1. 準備

    MPIコマンドを実行できるようにパスを張っておく

  2. MPIプログラムを書く

    Cなら mpi.h、Fortranならmpif.hをincludeしておく。

  3. コンパイルとリンク

    Cなら mpicc、Fortran77ならmpif77を使う。

    例)
    % mpicc -o hello hello.c

  4. MPIプログラムを実行

    mpirunを使う。-np オプションで利用するPE数を指定する。

    例)
    % mpirun -np 4 hello


    または、実行ファイル名 -np るPE数 でも良い。

    例)
    % ./hello -np 4


情報処理センターhpc、zeusでの場合

詳細は 東京商船大学 情報処理センター 利用者向け NQSの利用方法 を参照のこと。
  1. 準備

    MPIコマンドを実行できるようにパスを張っておく
    MPIコマンドは/opt/FJSVmpi2/bin の中にある。
    csh系のshellを使っている場合には .cshrc の最後で
    set path = ( $path /opt/FJSVmpi2/bin)
    とでもしておく。


    また、MPIのライブラリの場所も指定しておく。 具体的にはLD_LIBRARY_PATHに /opt/FJSVmpi2/lib を追加しておく。
  2. MPIプログラムを書く

    Cなら mpi.h、Fortranならmpif.hをincludeしておく。

  3. コンパイルとリンク

    Cなら mpifcc、Fortranならmpifrtを使う。

    例)
    % mpifcc -o hello hello.c

  4. MPIプログラムを実行

    mpiexecを使う。-n オプションで利用するPE数を指定する。

    例)
    % mpiexec -n 4 hello


yoshioka@phys.tosho-u.ac.jp
$Lastupdate: Tue May 11 15:59:11 2004 $