東京海洋大学 島田研究室のページ

海洋環境学部門 環境システム科学講座 島田浩二

Climate Oceanographer

2015.7.15 UP


2015年 北極海観測実施中 観測便り(韓国極地研究所 砕氷調査船アラオン)
7月14日:韓国仁川港出港、9月24日:仁川港帰港予定 【72日間】

   宇宙から地球を眺めてみましょう。青い海、緑の大地、そして白い氷や雪のコントラストが美しい惑星であることに気づくと思います。地球の気候は絶妙なバランスで成り立っており、私たち人類を始め多種多様な生命が育まれています。本研究室では,地球流体力学理論、現場観測、衛星観測、データ解析、数値計算など物理学・情報学的手法を駆使し、水の三相が共存する奇跡の水惑星地球の気候形成・変動メカニズム、海洋循環と中規模変動について研究しています。

人間の好奇心/観察力/想像力を大切にし、自然をよく観て、静かにその旋律を聴くこと、複雑なものを単純に理解できたときの分かったという実感(=科学の面白さ)を重視しています。


 

~KOJI[1] - 20,746BYTES現在行っているプロジェクト

メンバー

経歴

賞歴

学会活動、学術委員等

論文リスト

講義 

アウトリーチ

東京海洋大学研究者総覧

指導教員選択のための資料

  

  ○18歳の君へ(進研ゼミ「物理」)
  PDF

  ○我が国の北極海観測研究 〜その歴史と将来に向けて〜

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北極科学委員会設立25周年にあたる「北極科学サミット週間2015」にて、
吉澤枝里 (博士後期課程3年)が、
Young Scientists Best Poster Award
(若手研究者ベストポスター賞銀賞)を受賞

リンク
本研究の公表論文

本研究の関連プロジェクト:
JAXA-IARC北極研究、GCOMJAXA
GRENE北極気候変動研究事業(TOP PAGE
戦略目標4:「北極海航路の利用可能性評価につながる海氷分布の将来予測
課題7:「北極海における海洋変動と急激な海氷減少メカニズムの解明


TUMSAT sea ice motion data using AMSR-2 multi frequency data (link): Jan., 2015 - June, 2015
[ GCOM (FY2008-2010), JAXA-IARC (FY2011-2014) ]

オリジナルの日平均空間マッピング・データを作成
89, 36, 23, 18GHzの4つのチャンネルと水平・鉛直偏波(8パターン)
面相関ウィンドウサイズ:50km, 100km, 150kmの3種(ピクセルサイズ1.67km[5km/3])
速度ベクトル候補:面相関係数の上位3位
合計72の候補の中から、
非現実的ではなく(あり得ない候補はそもそも除外:雲等の速い動きや、気象客観解析データと矛盾したもの、72候補の平均と矛盾しないこと)、
より高空間分解能データが得られる高周波数、小ウィンドウサイズで求められたものをセレクト。
最も、精度的にシビアとなる氷縁域、融解期における精度を係留系現場観測データを用いてチェック済み。


2015年6月28日 日本経済新聞朝刊『薄氷に映る北極のいま


2015年6月30日 ニュースレター 北極通信 No.6 (海氷減少をもたらすもの)


北極海航路ハンドブック

 

北極海航路ハンドブック日本海難防止協会
北極海の基本的知識、北極海航路について解説された入門書です。
コーヒーブレイクにどうぞご覧ください。

挿絵は、本学海洋環境学科学生有志による力作です。また、本研究室の観測活動の写真もご覧ください(オリジナルは下の北極写真集にあります)。

 

北極写真集 


九州大学大学院総合理工学府
大気海洋環境システム学専攻 設立
25周年記念行事(2015年6月6日)
「変わりゆく白い海、北極海 〜風と海流と氷が奏でる旋律〜」
講演内容(最終版):
WORDファイル(25MBPDFファイル(3MB


 

北極観測 

 2015年砕氷船観測 (韓国砕氷船アラオン/氷上キャンプ観測  実施中

 2014年砕氷船観測 (韓国砕氷船アラオン/氷上キャンプ観測 )

  2013年砕氷船観測 (韓国砕氷船アラオン/カナダ砕氷船ルイサンローラン)

 2012年砕氷船観測 (韓国砕氷船アラオン/カナダ砕氷船ルイサンローラン)

 2009年砕氷船観測 (カナダ砕氷船ルイサンローラン)

 2008年耐氷船観測 (国際極年北極観測「みらい」JAMSTEC広報課のレポート

 2008年耐氷船観測 (おしょろ丸)


2012年の北極海氷減少について


   海氷面積の減少は氷の減少の一側面を見ているに過ぎません。厚さが減少し氷が無くなって、はじめて視覚的に気付くのです。どれだけ減ったのか、その値に気を取られるよりも、何故、海氷は減少しているのか? 実測に基づくメカニズムの理解が重要です。

 現実の北極海の氷は、北極点を中心とし同心円状に周辺部から一様に減少しているのではありません。北極海の太平洋側では氷は大規模に消滅し、一方、大西洋側では減少はしていますが消滅はしていません。単に、大気側からの加熱だけでは、このような減少パターンにはなりえません。氷は大気と海洋の挟間に存在するものです。大気循環場も海氷減少のパターンと同期して変化しているように見えます(海氷分布と海面気圧を重ねたアニメーションです)。北極海の氷を大西洋に向かって押し出す風の影響は海氷減少の一つの要因ではあります。大西洋に押し出される氷の量と北極海で減少した氷の量が一致していれば、押し出す風で北極海の海氷減少は説明できます。しかし、実際には、風による押し出し効果は、減少の一部しか説明しません。何故、海氷を大西洋に押し出すような風のパターンになったのかも考えねばなりません。高気圧は冷たい所にでき、低気圧は暖かいところにできます。北極圏で海洋・大陸上で氷が残っている場所は高気圧に覆われ、氷が消滅した場所では低気圧になっているのです。変化ドミノ倒しの最初の一枚が何処にあるのか、更なる変化をもたらす、次のドミノ倒しの列が何処にあるのかを探ることが必要でしょう。最初の一枚、これについては、海の影響が重要になります。「氷の減少=氷の融解」と考えてしまいがちですが、海が温まれば氷は出来にくくなります。そこがポイントです。


2009年 第63回海洋フォーラム資料(9/9
国際極年航海を含め、3度の北極観測航海を共に行った、
赤嶺正治「みらい」初代船長(現:日本郵船歴史博物館)との講演
海洋政策財団のページ
寺島理事のページ

2008年 春季 気象学会シンポジウム要旨(北極海のカタストロフ的な変化)
海氷減少は「視覚的な」海氷面積の減少に注目されることが多い。
しかし、海氷総量(厚さ×面積)の変化が大事。
2007
年の著しい海氷面積減少は、2007年のコンディションだけで決まっているのではない。
海氷に覆われていて宇宙空間から見えない海で何が進行していたのか?

海氷減少のポイント:(NHK視点論点で使用した、まとめの図)
北極海の氷は融けるから減少するだけではない、できないことが大事
海が温まれば、氷は出来にくくなる、「凍る量」<「融ける量」となり減少する。
海氷の生みの親は海水である。海が温まるのは何故か?

「地球温暖化の核心部、北極海」 〜戻らぬ変化の臨界点を超えたのか?〜

2007年10月〜2008年3月の多年氷の運動(動画)
現在、北極海の海氷の動きは非常に速いことが分かる
海氷の動きが大きくなると、海氷下の海流が強化される。
強化された海流により大量の暖かい水が北極海奥部に運ばれ、
海の温暖化が進行する。何故、海氷の動きが急に速くなったのか?


海氷面積についての話
海氷面積はどうやって計算しているのか?

北極とは、どんなところ?
JAMSTEC在職時に書いたものです。北端さんが綺麗にしてくれました。


リンク:
【海氷関係】
◎「AMSR-E 北極圏海氷モニター」のページ
日本のセンサーであるAMSR-Eによって観測された海氷密接度分布。
日々の海氷面積の推移が確かめられます。---> 極地研ADSページに移動しました。


過去の情報


連絡先
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108-8477
東京都港区港南4-5-7 
東京海洋大学 海洋科学技術研究科 海洋環境学部門 環境システム科学講座
TEL&FAX
 03-5463-0465(直通)、03-5463-0400(代表)
Email
http://www2.kaiyodai.ac.jp/~koji/images/email.jpg
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