マイクロソフトエクセル(初級〜中級編)     元へ戻る               

 簡単な関数とデータ処理について触れる.まずは使用するデータを保存し,開く.
@講義で使うデータ<−−−2008年の観測データ
 「左クリック」「名前をつけて保存」でZドライブ以下に保存すること
Aエクセルを起動
Bエクセルから@のファイルを開く
  1. データを選択する(図1参照)
  2. 「データ」タブをクリック(図2参照)
  3. 「区切り位置」をクリック
  4. 「カンマやタブなどの・・・」をアクティブにして「次へ」をクリック
  5. 「スペース」のチェックボックスにチェックを入れ、「完了」をクリック

図1:データを選択する。

図2:「データタブ」と「区切り位置」の場所。
 
CC列,D列のデータを使って散布図を描く.
外れ値があることに気づく.今回使用しているデータは海洋観測で得られた塩分のデータ.C列はCTDという測器で得た電気伝導度から換算したもの,D列は実際に海水をサンプリングして測った塩分.外れ値とはCTDセンサーに劣化や検定時のミスを意味する.ここからは,そのようなデータを除くにはどうするか?を考える.

D予め、1行目にどの列が何を表しているかタイトルをつける。
左から、Date(365日表記)、深度(m)、CTDで計測した塩分、ポータサルで計測した塩分、塩分の比、観測点番号の順になっている。
(追記)
まず1列目を年月日に変換してみよう(エクセルのシリアル値の理解)


図3:タイトルをつける
 
Eデータの並び替え:深度毎にデータを並び替えます。
 まずデータの選択→「データ」→並び替え→昇順→どの系列で並び替えたいかを選択

図4:データのを並び替える

F平均値、標準偏差の求め方:average関数、stdev関数を用いて求めます。
  
図5:データのを並び替える

G外れ値の検索、条件付き書式:今回は2σより外れているデータを検索します。
データの選択→「ホーム」→条件付き書式→「セルの強調付き表示ルール」→「指定の範囲内」を選択

図6:平均値・標準偏差を求める

Hグループ集計:深度毎にデータを集計します。

I知っておくと便利な関数
関数1:論理関数(IF、AND、OR,NOT、TRUE、FLASEなど)
関数2:統計関数(MAX、MIN、COUNT、COUNTIFなど)
関数3:数学関数(SUM、ROUND、PI、SIN、COSなど)
関数4:日付関数(DATE、TIME、HOURなど)
STANDARDIZE関数:データの標準化
SUBTOTAL関数

Jちょっとした小技:試してみてください

Ctl+*
Ctl+:
Ctl+;
=A&B
Alt+Enter セル内で改行したいとき