動画の挿入は、「挿入」タブの「メディア」グループの中の「ビデオ」ボタンをクリックします(図の参照 11.10)。
クリック後、「ファイルからビデオ」を選択すると保存してある挿入可能な動画ファイルを選択するウィンドーが現れます(図の参照 11.10)。
ビデオがスライドに挿入されると、「ビデオツール」というツールが開きます。その中で、ビデオ再生の詳細な設定を行うことが出来ます(図の参照 11.10)。まず、「ビデオツール」中の「ビデオのオプション」グループ内の「開始」を設定しましょう。ここでは、ビデオの再生開始を、「マウスクリック」か、「自動」で行わせるといった再生開始の設定を行います。 「マウスクリック」を選択すると、発表中に「エンターキー」を押すか、ビデオをマウスでクリックしてビデオを再生します。一方「自動」を選択すると、スライドが切り替わったと同時にビデオ再生が開始されます。
また、「ビデオツール」では、ビデオ中で実際に発表中に再生する箇所を指定することが出来ます。それには、「ビデオツール」内の「編集」グループにある「ビデオのトリミング」を押します。すると、「ビデオのトリミングウィンドー」が表示されますので、緑と赤のバーでそれぞれ、発表中に再生したい動画の始点と終点を設定できます(図の参照 11.10)。
動画の設定が終わったら、実際に発表中に思った通りに動作するか、チェックしてみましょう。 編集中のスライドから「スライドショー」を開始するには、画面右下のスライドショー開始ボタン(91%と書いてある左隣)を使うと便利です(図の参照 )。