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動画の挿入

パワーポイントを用いた発表では、頻繁に動画を挿入したスライドが用いられます。 特に科学的な発表で動画は多く用いられ、実験結果等をそのまま動画で示すことができ、 発表を効果的にし、より分かり易く説明することが出来ます。 ここでは、次のリンクからダウンロードできる動画を挿入する演習を行いましょう。右クリックして名前をつけて保存。 ウィンドウズメディア動画ファイル: Floats3D.wmv この動画は、黒潮フロントに放流した粒子のシミュレーション結果です。

動画の挿入は、「挿入」タブの「メディア」グループの中の「ビデオ」ボタンをクリックします(図の参照 11.10)。

Figure 98: 動画の挿入
   \includegraphics[width=13cm,clip]{Movie1.eps}   
クリック後、「ファイルからビデオ」を選択すると保存してある挿入可能な動画ファイルを選択するウィンドーが現れます(図の参照 11.10)。

Figure 99: 動画の挿入
   \includegraphics[width=13cm,clip]{Movie2.eps}   

ビデオがスライドに挿入されると、「ビデオツール」というツールが開きます。その中で、ビデオ再生の詳細な設定を行うことが出来ます(図の参照 11.10)。まず、「ビデオツール」中の「ビデオのオプション」グループ内の「開始」を設定しましょう。ここでは、ビデオの再生開始を、「マウスクリック」か、「自動」で行わせるといった再生開始の設定を行います。 「マウスクリック」を選択すると、発表中に「エンターキー」を押すか、ビデオをマウスでクリックしてビデオを再生します。一方「自動」を選択すると、スライドが切り替わったと同時にビデオ再生が開始されます。

Figure 100: 動画の挿入
   \includegraphics[width=13cm,clip]{Movie3.eps}   

また、「ビデオツール」では、ビデオ中で実際に発表中に再生する箇所を指定することが出来ます。それには、「ビデオツール」内の「編集」グループにある「ビデオのトリミング」を押します。すると、「ビデオのトリミングウィンドー」が表示されますので、緑と赤のバーでそれぞれ、発表中に再生したい動画の始点と終点を設定できます(図の参照 11.10)。

Figure 101: 動画の挿入
   \includegraphics[width=13cm,clip]{Movie4.eps}   

動画の設定が終わったら、実際に発表中に思った通りに動作するか、チェックしてみましょう。 編集中のスライドから「スライドショー」を開始するには、画面右下のスライドショー開始ボタン(91%と書いてある左隣)を使うと便利です(図の参照 [*])。

Figure 102: 動画の挿入
   \includegraphics[width=13cm,clip]{Movie5.eps}   



Takeyoshi Nagai 2013-09-03