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READ $\sim$ DATAの使用

まず、readとdata文の使い方を演習しましょう。
read A
data 1
この場合readはdataに書かれたデータをAに格納します。

また、 data文ではコンマ(,)で区切り複数のデータを記憶することが出来ます。 下の例では、110行目でdata文で使用するデータを記憶させます。 次に、120行目でread bとなっており、dataで最初に記録されている 21をbに格納します。次いで、130行目でそれを画面に印字しています。 同じことを以降の行でも行っていますが、readを繰り返す毎に、 dataから読み込まれる数字は右に一つずつずれていくことに注意しましょう。

110 data 21,32,43,54,65
120 read b
130 print b;
140 read b
150 print b;
160 read b
170 print b;
180 read b
190 print b;
200 read b
210 print b;
220 next i
990 end

readとdataが使えるのは数字だけではありません。 以下の例では、ダブルコーテーション(" ")で囲まれた 文字列をカンマ(,)で区切ってdata文で記憶しています。 これを数字のときと同様に繰り返して読み込みつつ 和算を用いてスペース文字列(" ")を後尾に付け足しながら 印字しています。

10 data "This","is","a","test","message."
15 read a$
20 print a$+" ";
25 read a$
30 print a$+" ";
35 read a$
40 print a$+" ";
45 read a$
50 print a$+" ";
55 read a$
60 print a$+" ";
90 end



Takeyoshi Nagai 2013-10-07