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rnd(number )による乱数の発生

乱数とは、統計的にみて出現頻度がランダム、あるいはある統計的性質を持って(例えば正規分布)ランダムに出現する数のことを指します。 rndは確率密度関数が0から1に亘って均等である乱数を返します。 用法は以下の通りです。

r=rnd(number )

ここでnumberに、

1を指定すると、乱数系列の次の乱数を返す(デフォルト)。
0を指定すると、直前に生成した乱数を返す。
-1 を指定すると、乱数系列の一番最初の乱数を返す。
乱数は 0 以上、1 以下の実数で返されます。ただし、このままでは何度実行しても 同じ実数しか返されません。このため、rndの動作をランダム化する必要がありそのためには、 randomize命令語を使用します。 例えば、
randomize 
x=rnd(1)
とすると前回とは異なる乱数がxに返されます。



Takeyoshi Nagai 2013-10-07