江東区環境フェア

江東区環境フェアに参加しました。

私たちの研究室では、水に親しむブース「東京湾で見られるクラゲ類の生態展示」を担当しました。

 

今回展示したクラゲは「ミズクラゲ」と「アカクラゲ」の2種類です。

メデューサとポリプを用意し、それぞれ観察ができるように展示しました。

メデューサは4月と5月の定期航海時に実際に東京湾に繰り出して採集した個体です。

その後約1ヶ月、個体によっては2ヶ月飼育したのですが、クラゲのメデューサの管理はなかなかに難しく、水族館の飼育員さんは本当にすごいんだなと実感しました。

 

 

実は1ヶ月前にえこっくる江東へ打ち合わせにいった日がかなり暑く、研究室の中で対策を練っていました。水槽を冷やしながらの展示やクラゲの予備の準備など、万全の体制で臨み、一日もつのだろうかと大変心配していたのですが、当日は涼しい位の気温で、最後まで元気なクラゲの姿をお見せすることができました。

 

 

そんな愛情を込め、手間をかけて飼育していたクラゲたちですが、たくさんの方に楽しく見ていただけたようで、本当にうれしかったです。

 

今回生態の展示だけでなく、配布物やポスターにもかなり力をいれていました。

上のチラシは当日配布していたパンフレットです。M2のMさんと4年生のSくんのヒドロ虫大好き組の合作で、内容だけでなくデザインにもこだわりぬいて作成した一品です。

かなりかっこいいパンフレットになっているのではないでしょうか。

 

 

正面に張っていたポスターはM1のKくんの作品です。各学生が行っている研究のとりまとめを行い、うまく1枚にまとめてくれています。今後のイベント等の参加の際にもまた貼り出される可能性があるので、ぜひその時は近くでご覧ください。

 

 

よりクラゲをじっくり観察してほしいという願いを込めて、クイズラリーも行いました。

全問正解するとクラゲシールがもらえます。こちらのシールは研究室メンバーが採集、飼育している個体を撮影したもので、完全オリジナルです。

シールをよく選んでもらってくださった方も多く、本当に作成してよかったと思いました。

また、ブースの装飾で使っていた折り紙にも関心を持ってくださった方もいて、お声かけいただいたときには工作教室も行っていました。

 

 

本当に人が途切れることがないほど、たくさんの方にブースにご来場いただくことができました。

なかなか外部で活動することは少ない私たちにとって、この環境フェアを通してたくさんのことを学ぶことができました。そして、大好きなクラゲの魅力を多くの方に伝えることができたのではないかなと思います。

 

 

たくさんご来場、誠にありがとうございました!

 

 

大学のホームページに記事があがりました!

第12回江東区環境フェア 東京海洋大学「東京湾で見られるクラゲ類の生態展示」参加出展

https://www.kaiyodai.ac.jp/topics/news/201906061729.html

 

 

2019年07月25日