アンドンクラゲのサンプリング

クラゲ研では、ひよどりに乗って行う昼間の採集以外に、夜にクラゲを捕まえに行く事もあります。

今回の目標は「アンドンクラゲ」です。

 

 

アンドンクラゲは、箱虫綱のクラゲで、名前の通り四角いアンドンのような体をしていて、その四角の縁から4本桃色の触手が出ています。

 

とても良い目を持っているクラゲで、海上から光を照らすとスーッとすばやく集まってくる習性があります。

 

アンドンクラゲのサンプリングでも、大きなライトを持っていきます。

このライトで海を照らしながら、一つ一つ寄って来たアンドンクラゲを柄杓で掬うのです。

 

 

採集場所は長井漁港。

誰もいない漁港で、クラゲ研のメンバーは、じっとアンドンクラゲの登場を待ちます。

待っている間、イワシの群れやカニ、ひょろひょろした管のような生き物など色々な生き物が照らされます。

夜の海にもたくさんの生き物がいることを実感できるサンプリングでした。

そして、アンドンクラゲもそこそこ採ることができました。

 

今年のアンドンクラゲのサンプリングは今回が最終でした。来年はアンドンクラゲのサンプリングはあるのでしょうか。研究を受け継いでくれる4年生が入ってくれることを期待しています。

 

 

 

 

2018年09月25日