可視化(プロット)

 数字の列を眺めていても面白くない.計算結果の読み取りやすく(可視化)しよう.

プロット

計算結果をグラフにプロットとしてみよう. グラフ描画ソフトにデータを渡すために,結果をファイルに書き込む必要がある. とりあえず,ターミナルで以下のように実行しよう(a.exeが実行ファイルとして).

$ ./a.exe > output.csv

すると計算結果の出力先がoutput.csvにかわる.もちろん出力ファイル名はなんでもよい. ここで拡張子をcsvにしたのは,カンマ区切りのデータとしてexcelやその他グラフ描画ソフトで扱いやすいためである.

X and Y plot vs time

Fig. X and Y position vs. time

X vs Y

Fig. X position vs. Y position

一つ目のグラフは,時間を横軸にして,x,y座標をプロットした.二つ目のグラフは,横軸x座標,縦軸y座標である. 時間の経過とともに,x座標が単調に増加,y座標は一時増加の後に減少しているのがよくわかる. 二つ目のグラフからは,ボールの軌道がよく知っている放物線を描いていることがわかる.

描画ソフト

グラフの描画は,自分の使いやすいソフトで行おう.フリーソフトならば >> gnuplot だろうか. pythonの >> matplotlib もある.あまりこだわらないならばExcelの散布図でもよい.

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