Prof. Osakabe

刑部真弘(おさかべ まさひろ)

非平衡二相流や排ガス潜熱回収等の熱流体工学に関する基礎研究のほかに、ネット電力計を用いた高齢者見守りや、高層マンションのエレベーターをEVで稼働させることに挑戦してきた。海が吸収する二酸化炭素であるブルーカーボンや再エネを活用するスマート構想についての仕事も民間企業等と行っている。講義中に話した脱線話アイスブレークは、考える力を試すAO入試でも使われた。また、2019年には即位礼正殿の儀および饗宴の儀に招待され参列した。

略歴
1980年 東京大学大学院工学系研究科修了
 同年  日本原子力研究所研究員
 米国ロスアラモス国立研究所客員研究員等を経て
1990年 東京商船大学助教授
1999年 東京商船大学教授
2006年 東京海洋大学理事 副学長
2008年 東京海洋大学大学院教授
2021年 東京海洋大学名誉教授
工学博士 現在に至る

主な外部発表(Publication)

主な著書(Books)

主な特許
1996年9月 特許3190261 小型機械部品の脱脂洗浄方法及び装置 
1999年9月 特許3234204 物品等の洗浄方法及び装置  
2000年1月 特願2000-19441 酸素燃焼ボイラ用凝縮形エコノマイザ 
2003年9月 特願2003-336840 蒸気タービン
2012年4月 特許4974105 蒸気インジェクタシステム
2016年8月 特許5993686 急冷洗浄ノズルおよび洗浄方法
2018年9月 特許願2018-176439 訪問診療支援のための異常診断システム
2019年1月 特許6462302 水中推進装置および水中探査装置
2019年6月 US 10315741 B2 Underwater propulsion apparatus and underwater exploration apparatus

主な表彰
1987年6月 日本原子力研究所有功賞特賞「日米独国際協力プロジェクト大型再冠水実証試験(2D/3D)の完遂」
1996年5月 日本舶用機関学会論文賞「矩形狭流路内膜冷却挙動−実験結果と従来の経験式およびk−εモデルとの比較」
2010年5月 日本マリンエンジニアリング学会功労賞
2013年11月 日本ボイラ協会功労賞
2014年5月 日本バルブ工業会貢献表彰
2018年7月 厚生労働大臣表彰功労賞
2021年11月 日本機械学会動力エネルギー部門功績賞
2022年11月 日本GT学会功労賞

修士指導学生 
修了年
氏名
1991
木原力(バルチラ)
古谷和幸(国土交通省)
1992
杜建雄(旭機装)
1993
李越(東洋海運)
彭自明(中山大学)
1994
郭向宇(帰国)
1995
磯野正彦(東芝)
二又浩文(三井造船)
1996
宮沢利明(荏原シンワ)
永井正勝(東京消防庁)
佐藤貴之(NBS)
1997
石田和彦(ササクラ)
三河大介(東芝)
濱田朋起(広島商船高専)
元田徹(新潟鉄工)
何堅(エイワンシステム)
丁福来(北辰技研)
1998
矢木清之(NKK)
1999
三浦恭(東芝)
2000
留森英樹(昭和電工)
本谷大樹(東芝)
2002
深田祐介(昭和電工)
角本大樹(本田技研)
三原淳(NOK)
中村知繁(ユニバーサル造船)
池田夏子(国土交通省)
2003
秦進(細山熱器)
2004
孫 超(東洋海運)
田中菜理(東芝)
山崎孝博(三菱化学エンジ)
山河千恵(理研計器)
2005
神田将司(日産ディーゼル)
京極真柴(日本マリンテクノ)
2006
高嶋真紀(富士テクニカルリサーチ)
有本佳史(日立製作所)
才原淳(カカクコム)
2009
石原大樹(長野計器)
川添史隆(富士電機エンジ)
新宅大輔(ダイキン工業)
廣田高顕(五洋建設)
徐健(帰国)
2010
小林裕之(住友重機)
2011
吉川和寛(IHI汎用ボイラ)
2012
千葉典子(東芝)
2014
松尾公江(IHI汎用ボイラ)
2015
小森 匠(日本海事協会)
瀬川航平(三井造船)
LI HONGKUN(上海海事大)
2016
北川由比古(ヤマハ発動機)
高野裕麻(前澤工業)
赤羽正彰(日本原子力発電)
范 亮(日立産業制御)
東 紘孝(岩手県教員)
2017
亀山隆太郎(川崎汽船)
田中千加夫(東芝プラントシステム)
三浦真弘(シンフォニアテクノロジー)
2018
鈴木明礼(昭和電工) 
2019
Constance Demanou(三井E&S)
小久保幸介(荏原製作所)
2020
植西翔也(JFEエンジニアリング)
2021
長島龍太(東京都)
小菅 哲(KDDI)
野尻顕暉(国土交通省)
2022
藤巻遥香(JFEエンジニアリング)
山ア沙也加(JX金属)






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