前節では、SUMとIFを併用して複雑な条件設定を満たす場合の個数をカウントする演習を行いました。 もし、複数条件が全て「AND」で結ばれている様な場合、即ち、複数の条件を全て満たす場合をカウントする場合については、 COUNTIFSという関数を用いる事が出来ます。即ち、
=COUNTIFS(範囲1, 条件1, 範囲2, 条件2, 範囲3, 条件3, ・・・)のように用います。
また、このCOUNTIFS全体を、足し算記号で組み合わせれば、「または、OR」の条件設定を表現する事が可能です。 即ち、
=COUNTIFS(範囲1, 条件1, 範囲2, 条件2)+COUNTIFS(範囲3, 条件3, 範囲4, 条件4)
とすれば、条件1と2両方を満たすもの、または、条件3と4両方を満たすもの全ての個数を数える事が出来ます。