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               最近の活動の記録(2017年度)

2017年度の活動をさかのぼって紹介しています。

3月23日(金):
 卒業式と修了式がありました。魚類学研究室では、5名が学部を卒業し、2名が大学院前期課程を、
1名が後期課程を修了しました。さらに1名が前期課程を中退して県職につきます。これからお別れ会
の会場にむかいます。
3月19日(月)と20日(火):
 今年度最後のふるはまサンプリングです。「お別れサンプリング」として、修士2年の白石さんと1年の
藤井さん、それと学部4年の石川くんが参加しました。残留組として博士1年のDavidくん、修士2年の
丸山くんと1年の酒井くん、それと学部4年の小野寺くんと新城くんも参加しました。さらに五洋建設の
竹山さんと新規4年生として現在の学部3年生が6人、総勢15名が参加し、涙、なみだ、ナミダのサンプ
リングになりました(ってことはないか・・)。
3月16日(金):
 ふるはまの今年度の成果を報告するため、大田区の大森地域庁舎を訪れました。五洋建設の竹山さんと
東海大学からは田中克彦先生と学生さん3人が、魚類学研究室は私と今度ドクターに進学する丸山くんの
総勢7名が、地域基盤整備課の方々に説明しました。
3月9日(金):
 私(河野 博)の研究業績を更新しました。著書(監修)が一つ、学術論文が五つ増えています。こちら
からどうぞ(PDFが別ウィンドウで開きます:446KB)。
3月2日(金):
 ふるはまの魚類の論文が日本生物地理学会会報に掲載されました。著者と題目は次のとおりです:
酒井 卓・竹山佳奈・中瀬浩太・河野 博.2018.東京湾奥部に再生された干潟域(大森ふるさとの浜辺
  公園)のタイドプールの魚類相.日本生物地理学会会報,72:98-112.
3月1日(木):
 東京海洋大学研究報告に下の二つの論文が掲載されました:
河野 博・デイビッド エリック アンマリサン・石川 新・新城遥己・小野寺 暁・手良村知功.2018.魚類
  骨格透明標本を用いたESDの例−アユの仔魚の歯を観察して生態との関係を知ろう−.東京海洋大学
  研究報告,14:38-57.
石川 新・河野 博.2018.ヒナハゼは東京湾奥部で産卵する.東京海洋大学研究報告,14:58-64.
 両論文とも東京海洋大学学術機関リポジトリでみることができます。こちらからどうぞ(同リポジトリ
が別ウィンドウで開きます)。
2月27日(火)と28日(水):
 ふるはまサンプリングです。
 第一日目は、D1のDavidくん、M2の丸山くん、M1の酒井くん、学部4年の石川くんと新城くん、
それと竹山さんと私(河野 博)に加えて、来年度加入する学部3年生の5名が参加し、12名の大人数で
サンプリングをしました。
 第二日目は、M1の中居向さんと学部4年の手良村くんが加わり、学部3年生は2名が参加したので、
総勢11名で実施しました。今回は釣りを加えて産卵間近のマハゼを狙いましたが・・惨敗です。

2月23日(金)と24日(土):
 「みなみそうま復興大学」の一環として、南相馬市でワークショップをおこないました。
 一日目は、農家民宿「いちばん星南相馬プロジェクト」の事務局長である星巌(ほし いわお)さんから
南相馬市の復興のお話しを聴きました。
 翌日には、相馬市磯部地区の水産物流通加工業協同組合の運営する工場でお話しを伺った後、相双漁協
鹿島支所でワークショップ「鹿島の海と魚を語ろう」をおこないました。大学からは学生6名、漁協さん
からは青壮年部と女性部から10名が参加し、鹿島の良いところや残念なところ、これからのあるべき姿
などを話し合い、発表しました。
 詳しくは、これからSNSや報告書でとりまとめていきます。なお、魚類学研究室からは、小野寺くんと
新城くん、手良村くんの4年生3名と私(河野 博)が参加しました。
2月22日(木):
・卒論発表会:
卒論の公開発表会がありました。魚類学研究室では下の4名が発表しました。
 石川 新:『東京湾の湾奥における人工産卵巣を用いたヒナハゼの産卵』
 小野寺 暁:『大森ふるさとの浜辺公園の垂直護岸域における魚類相』
 新城遥己:『大森ふるさとの浜辺公園におけるマハゼの産卵』
 手良村知功:『遠州灘大陸棚縁辺部および大陸棚斜面の深海魚類相』
・江戸前ESDの紹介:午後には、大学内の楽水会館で開催された東京都博物館協議会及び日本博物館
 協会東京支部の総会で、私(河野 博)が『東京海洋大学江戸前ESD協議会の活動について〜地域連携
 を目指す大学博物館ESDの試み〜』と題して講演しました。
2月16日(金):
 修士論文の公開発表会がありました。魚類学研究室からは白石さんと丸山くんが発表しました。白石
さんは、海鳥のコアジサシが営巣している場所で魚を横取りして、あまり知られていない大きさの魚類を
確認しました。ブリの稚魚やカタクチイワシの成魚まで、いろいろと出現しました。丸山くんはここ数年
おこなっている「ふるはま研究」をまとめました。ふるはまはハゼ類が一生を生活の場としていたり、
海水魚の仔稚魚があまり出現しなかったりと、東京湾の他の場所とは少し違いがみられました。題目は
次のとおりです。
白石瑛子:「コアジサシを利用した森ケ崎水再生センター周辺(東京湾湾奥)の魚類相調査」
丸山啓太:「東京湾の湾奥に再生された干潟と人工海浜(大森ふるさとの浜辺公園)の魚類相−3年間の
      サンプリングから−」
 その後、二人の健闘を称えるとともに、来週の卒論発表会にむけて、登龍パーティーに突入しました。
2月13日(火):
 博士論文の公開発表会があり、魚類学研究室からも赤木光子さんが次の題目で無事に発表しました:
「東京都大田区の洗足池公園と茨城県霞ケ浦北浦における仔稚魚の時空間的分布と摂餌生態」。これから
3月の中旬に向けて、博士論文作成のラストスパートです。
2月4日(日)と5日(月):
 琉球大学と沖縄県共催のシンポジウム『水から考えるSDGs×沖縄・島じまの挑戦 2018』に参加して
きました。同シンポジウムは、琉球大学の『水の環でつなげる南の島のくらしプロジェクト』の一環で
おこなわれたものです(詳しくはこちらです:琉球大学のHPが別ウィンドウで開きます)。翌日は同
プロジェクトの外部評価委員会があり、私(河野 博)も委員として出席しました。
1月30日(火)と31日(水):
 今年はじめてのふるはまサンプリングです。一日目はM2の丸山くんとM1の酒井くん、藤井さん、学部
4年の石川くん、小野寺くん、新城くん、手良村くん、それと五洋建設の浜谷さんと私(河野 博)の9名、
二日目はD1のDavidくんと学部3年の森くん、および浜谷さんの代わりに竹山さんが参加し、総勢11名で
のぞみました。水温は9℃まで下がっていましたが、天候はまずまずで日向にでればポカポカでした。
ただ、採集された魚はちょっと少なかったです・・。
1月24日(水):
 来年度専攻科に進学する学生の卒論発表会がありました。当研究室からは中原風樹くんが「東京湾
内湾の魚類相の変遷〜私の好きな釣魚たち〜」と題して発表しました。その後、新年会=登龍パーティー
を実行しました。いつものメニューに加えて、今回は「肉かた焼きそば」が加わり、美味しかったです。
1月20日(土):
 港区の芝浦港南総合支所が主催する『平成29年度 知生き人養成プロジェクト』の第8回で『東京湾に
生息するお魚の話』をしました。実は昨年12月9日(土)に開催予定だったのですが、インフルエンザの
ど真ん中で、延期にした講座です。参加者21名が熱心に東京湾の魚について学びました。
1月10日(水):
 そろそろ研究室も始動しつつあります。帰省した人たちも帰ってきました。帰省先からのおみやげも
色とりどりです。個人的には「つぶあん」の「もみじ饅頭」が大好きです。ゼミやサンプリングはまだ
ですが、卒論や修士論文の完成、あるいは就職に向けて、みなさん動き始めました。
1月4日(木):
 明けましておめでとうございます。本年も魚類学研究室をよろしくお願いいたします。
 今年はいよいよ私(河野 博)にとっても最後の年になります。プラス2年の再雇用はまっている
のですが、ここはひとつ「最後の年」という心意気で、学生さんたちにグイグイと「引っ張られて」
行きたいと考えております。やはり先生が頼りないと学生さんたちはたくましくなります。
2017年(平成29年)
12月25日(月)
 1か月近くもHPの更新を怠りました。この期間、12名のメンバーのうち、6名がインフルエンザ
に罹ってしまいました。大トリを私(河野 博)が務めたのですが、40年ぶりの39.7度で、10日間
はたおれていました。その間、アチラやコチラ、ソチラと、イロイロとご迷惑をおかけしました。
12月22日(金):
 病み上がりなので、簡単な「今年のお疲れさま会」をしました。五洋建設の竹山さんも参加してくれ
たのですが7名+1名のやや寂しいお疲れさま会でした。それでもみなさん料理作りに励んでくれました。
12月14日(木)と15日(金):
 ふるはまサンプリングを決行しました。私は倒れていたため、竹山さんが車を出してくれました。
初日はM2のDavidくんと丸山くん、M1の酒井くんと藤井さん、学部4年の小野寺くんと石川くん、
新城くん、中原くん、さらに学部3年生の中野くんと森くんが参加しました。2日目はさらに学部4年の
手良村くんと3年の岩原くんが加わりました。どうにか無事に終えることができました。
11月25日(土):
 港区主催の第13回べいあっぷウォーキング「歩こう港南 学ぼう東京海洋大学」を実施しました。集合
場所は東京海洋大学マリンサイエンスミュージアムで、30数名の参加者が3班に分かれて運河などを歩く
催しです。出発地点では私(河野 博)が20分ほどをかけてミュージアムの概要を説明しました。
11月18日(土):
 品川区の八潮図書館が主催する「東京海洋大学講座」で講演をしてきました。タイトルは『江戸前の
海の物語〜明治から今まで』で、場所は、有名な戸越銀座近くの平塚橋ゆうゆうプラザです。参加者は
20数名でしたが、みなさん熱心に江戸前の海のことを考えてくださり、質問もドシドシいただきました。
本格的な冬将軍がやってくる少し前の寒い日でしたが、楽しい2時間を過ごすことができました。
11月15日(水):
 ふるはまサンプリング第二日目です。David、丸山、新城、手良村、中原、中野、竹山、河野に加え、
M1の酒井くんが加わりました。天気も良く、ほどほど暖かい気温で、気持ちよくサンプリングしました。
11月14日(火):
 ふるはまサンプリング第一日目です。参加者はD1のDavidくんとM2の丸山くん、学部4年の新城くんと
手良村くん、中原くん、山本さん、学部3年の中野くん、それに竹山さん(五洋建設)と私(河野 博)の
9名に加えて、特別ゲストとして加納光樹先生(茨城大学)も参加してくれました。曇り時々雨という
天気でしたが、先月よりは暖かく、順調にいつものサンプリングを終了しました。
11月11日(土):
 横浜にあるはまぎんこども宇宙科学館で『ちりめんモンスターを探せ!』を実施しました。参加者は
小学生24名で、みなさん時間を忘れてちりモン探しに熱中しました。ただ、スタッフは私と学部4年の
新城くん、それと宇宙科学館の毛塚さん(本学卒業生)の3人で、少しヒーヒーでした。
11月6日(月):
 三つのイベントの報告です。
@マリンサイエンスミュージアム特別展:ミュージアムに3日で3,000以上が入りました。特別展の方も
 その三分の一としても1,000人ほどの方がいらっしゃったと推察できます。
A福島の海も多くの方々に来場していただきました。二日間のアンケートだけで200以上でしたので、
 こちらも1,000人ほどの方がいらっしゃったのでは・・。
B6日(月)に日本学術会議(東京乃木坂)で公開シンポジウム『沿岸地域を再生させるための水産業を
 考える』があり、私(河野 博)も座長をつとめました。参加者はほぼ80名と少なかったのですが、
 異なる分野のいろいろな意見を聴くことができました。
11月2日(木):
 学園祭である海鷹祭で、2つの催しをします。
@ 下で紹介したマリンサイエンスミュージアムの特別展です。日時は
 ・3日(金:午後)午後1時から4時まで
 ・4日(土:終日)午前10時から午後4時まで
 ・5日(日:午前)午前10時から午後1時まで です。
  詳しくは上のバナーあるいはこちらからどうぞ(PDF(68KB)が 別ウィンドウで開きます)。
A 今年も「福島の海プロジェクト」をおこないます。これは、東京海洋大学江戸前ESD協議会が震災後
  毎年おこなっている催しです。今年は『福島の漁師さんと魚に会おう。』をテーマに、2号館1階の
  100Aという教室でやります。日時は
 ・4日(土:午後)午後1時から5時まで、および
 ・5日(日:午前)午前9時から午後1時まで です。
 詳しくは上のバナーあるいはこちらからどうぞ(PDF(281KB)が 別ウィンドウで開きます)。
10月31日(火):
 マリンサイエンスミュージアムで特別展『透明標本を利用してサイエンスを楽しもう』が今日から
はじまります。魚類学研究室が準備・運営をおこないます。いろいろな種類の魚の透明標本をルーペで
自由に観察してください。透明標本に関するプチ情報も提供します。
 場所はミュージアム2階の最も奥の場所です。ミュージアムの開館時間に合わせて来場できます。
お気軽にお立ち寄りください。ミュージアムのHPはこちらからどうぞ(別ウィンドウで開きます)。
 左のバナーは特別展のポスターです。クリックすると特別展の内容紹介のPDF(67KB)が別ウィン
ドウで開きます。
10月30日(月):
 灯火採集で得られた結果が日仏海洋学会誌(La mer)から出ました。10年ほど前のちょっと古い
データですが、東京湾の湾奥部での垂直護岸の魚類相の変遷を知るうえでは面白い論文です。
著者と題目は下のとおりです。
村瀬敦宣・宮崎祐介・茂木正人・河野 博.2017.都市部に隣接したエスチャリーの護岸環境における
 魚類群集構造の長期的変動.La mer 54: 37-51.(ただし英文です)
10月21日(土):
 台風前の雨の中、港区の港南図書館で講演(私たちの江戸前の海の物語 そのC)をしてきました。
お題目は『江戸前の海の魚たち(生物多様性も考えよう)』です。12名の参加者のみなさんも活発で、
「あっ」という間に2時間が過ぎました。
10月16日(月)と17日(火):
 10月のふるはまサンプリングです。一言で言えば「さっさっ寒い!」でした。参加したのは学部4年の
新城くん、小野寺くん、手良村くん、中原くん、M1の酒井くん、藤井さん、M2の丸山くん、D1の
Davidくん、それと五洋建設の竹山さんと私(河野 博)の10名です。気温は10度そこそこでしょうか。
とくに16日は雨もザンザン降りで、とにかく寒い2日間でした。
10月12日(木):
 「みなみそうま復興大学」の調査の一環で、福島県の南相馬市に行ってきました。南相馬市博物館と
相馬双葉漁業協同組合の鹿島支所を訪問し、いろいろな情報をいただきました。博物館の方は、きたる
11月3日から4日の海鷹祭で協働の企画をお願いしました。また漁協さんの方は、これから「復興大学」
の関連で協働をお願いしてきました。「みなみそうま復興大学」についてはこちらで紹介されています
(facebookが別のウィンドウで開きます)。
 上の写真は少し小さいですが、南相馬市博物館の特別展『被災地の海を生きる−私たちの海 未来に
つなげる蒼い海』の一コマです。詳しくはこちらからどうぞ(南相馬市博物館のHPが別ウィンドウが
開きます)。
10月5日(木):
 久しぶりの登龍パーティーをしました。今日は10月期の入学式でした。実は、私たちの研究室でも、
デビッド(David Erick ANGMALISANG)が9月28日にマスターを修了し、今日、ドクターコース
(博士後期課程)に入学しました。そこで、急きょ集まって(結局、Davidくんと、赤木さん、丸山くん、
酒井くん、新城くん、小野寺くん、手良村くん、それと私(河野 博)の8人)お祝いしました。登龍の
名物であるヘルメットチャーハンの高さがかなり低くなっていたのは残念でした。
10月5日(木):
 昨年10月におじゃました尼崎の運河で、五洋建設の竹山さんが中心となってすすめてきた「ボサかご」
調査の論文が、土木学会論文集にでました。タイトルは下のとおりです:
竹山佳奈・山中亮一・河野 博・岩本裕之・宮本一之・平川 倫・上月康則.2017.都市部運河域を利用
 する魚類を対象とした生物共生護岸に関する実験的検討.土木学会論文集B3(海洋開発),73(2):
 I_845〜I_850.(五洋建設(株)と徳島大学、日本海工(株)、それと私です)
本文は会員限定ですが、「抄録」はこちらからみられます(J-STAGEが別ウィンドウで開きます)。
現在ふるはまでも同じ研究をしていますので、そのうち論文にする予定です。
10月1日(日):
 港区立赤坂図書館で講演(2017年度大人の海洋講座@赤坂図書館)をしてきました。タイトルは
『江戸前の海の物語〜B東京港(江戸湊)の成り立ちについて』です。参加者は10名と少なかったの
ですが、2時間たっぷりと江戸湊に思いを馳せ、ご意見やご質問も活発にしていただきました。
9月30日(土):
 同窓会とはいっても、ほぼ40年以上前に卒業した東京水産大学の第22回から29回(私は27回)卒業の
方々です。主に安田富士郎先生に師事した総勢14名が集結しました。メインイベントとして、当時の
写真をパワポでうつして、アレやコレやと積もる話をしました。4時間がアッという間に過ぎ去り、
1年後の再会を約して散会しました。
9月20日(水):
 9月のふるはまサンプリング第2日目です。参加者は、M2の丸山くん、M1の藤井さん、学部4年の
石川くん、小野寺くん、手良村くん、中原くんの6名と竹山さん(五洋建設)と私の計8名です。
メインは定置網でしたので、チャッチャカチャーとやって、さっさと大学に帰りました。
9月19日(火):
 9月のふるはまサンプリング第1日目です。参加者は、M2の丸山くん、M1のDavidくんと藤井さん、
学部4年の石川くん、小野寺くん、手良村くん、中原くんの7名と中瀬さん(五洋建設)と私(河野 博)
の計9名です。初日ですが、地曳網を決行しました。また、東海大学の人たちも数名が参加しました。
大学に帰ってからは「生協パーティー」でした。
9月16日(土)と17日(日):
 2017年度日本魚類学会年会@函館に参加し、下の5題をポスター発表してきました。
藤井彩弥香・竹山佳奈・中瀬浩太(五洋建設)・河野 博:東京湾の湾奥に再生された干潟 (大森
   ふるさとの浜辺公園) の魚類相 〜定置網調査から〜。
酒井 卓・竹山佳奈・中瀬浩太(五洋建設)・河野 博:大森ふるさとの浜辺公園の干潟域タイド
   プールの魚類相。
白石 瑛子・北村 亘(LTP, 東京都市大)・奴賀 俊光・松村 雅行(LTP)・河野 博:コアジサシを利用
   した森ヶ崎水再生センター(東京湾湾奥)周辺の魚類相調査。
丸山啓太・河野 博・竹山佳奈・中瀬浩太(五洋建設):東京湾の湾奥に再生された干潟と人工海浜
   (大森ふるさとの浜辺公園)の魚類相
日原 歩美・ANGMALISANG David Erick・河野 博:東京湾内湾の小櫃川におけるヒモハゼの機能的
   発育と生息場所の移動。
9月1日(金):
 ふるはまサンプリング第二日目です。「昨日と同じ顔ぶれ」というちょっと面白味のないサンプリング
でした。ただ、時間は昨日の倍以上かかり、午後1時前に大学に帰ってきました。天気も、朝のうちは
涼しかったのですが、お昼近くには太陽も顔を出し、暑くなりました。魚はガンガン獲れました!
8月31日(木):
 8月のふるはまサンプリング第一日目です。天気が悪く、潮も悪く、朝8時に出発しましたが、最速の
2時間半で終えました。参加者はM2の丸山くん、M1の酒井くん、学部4年の石川くん、小野寺くん、新城
くん、手良村くん、それと五洋建設の竹山さんと私(河野 博)でした。
8月19日(土):
 私(河野 博)の師匠でもあり魚類学研究室の元教授でもある多紀保彦先生の米寿の予行演習として
『多紀保彦先生を囲む会』を決行しました。参加者数は30名ほどでしたが、タイ王国から3名、それと
トルコと台湾から1名ずつが駆けつけてくれました。さらにスペインとアメリカからはビデオレターと
メールが届き、かつての国際色豊かな魚類学研究室の一端を垣間見ることができました。和やかな空気の
うちにアッという間の2時間が過ぎ去り、来年の「本番」に向けて、しばしの散会としました。
8月17日(木):
 7月22日に実施した『知生き人養成プロジェクト』が港区の公式HPで紹介されていました。詳しくは
こちらからどうぞ(港区のHPの該当頁が別ウィンドウで開きます)。
8月9日(水):
 港区立港郷土資料館との共同の夏休み学習会−東京湾 自然と人−『魚から見た海、人から見た海』を
開催しました。参加者は6名の小学生とその保護者の方々です。午後1時30分から3時30分まで、朝獲り
プランクトンを観察し、さらにマハゼ大小とコノシロの透明骨格標本の胃内容物を観察するという豪華な
メニューをこなしました。
8月7日(月):
 9月に修了する博士前期課程(マスター)の修士論文の公開発表会がありました。魚類学研究室からは
以下の二人が発表しました。これから論文書きです・・フーッ!
・David Erick Angmalisang: The importance of the tidal flats for early life histories of fishes in
the inner Tokyo Bay(東京湾内湾の魚類初期生活史における干潟の重要性)
・大泉智子:東京湾内湾の魚類相の変化〜30年にわたる地曳網と底引網の調査結果から
8月2日(水):
 奈良学園の生徒4名に特別講義をおこないました。内容は、「アユの歯」と「大学では・・」、「透明
標本を何に使うのか」、および「食うー食われるの関係」とちょっと欲張った内容でした。フレッシュな
高校生4名(男子2名、女子2名)をむかえて、TAの石川くんと手良村くんもハリキッテいました。
8月1日(火):
 オープンキャンパスで体験学習「透明標本の世界」を実施しました。「アユの歯を観察して生態との
関係を知ろう」と「透明標本で顎を観察して魚と私たちの関係を知ろう」、および「透明標本を解剖して
「食う・食われる」の関係を知ろう」と「〜を知ろう」三部作を、15分と20分、30分のコースに分けて、
一度に4台ずつの顕微鏡を使って実施しました。アイデアはなかなかよかったのですが、15分コースの
アユの時間が足りなくて順番待ちの人たちで少々混雑しました。しかし、合計で80名あまりの高校生が
存分に楽しんで(・・と期待しています)帰りました。
7月29日(土):
 港区立三田図書館で講演をしてきました。『江戸前の海の講座「豊かな海・おいしい東京湾の物語」』
です。浅草海苔の話を中心にして、東京湾の地形や水質の話題を提供しました。30数名の参加者の方々も
活発に問いに答えてくれたり、質問をしてくれたりで、とても楽しい1時間30分でした。
7月27日(木)と28日(金):
 ふるはまサンプリングをおこないました。一日目の参加者は、M2のDavidくんと丸山くん、学部4年の
石川くんと新城くん、中原くん、それと五洋建設の中瀬さんと私です。二日目は、酒井くんと中居向さん、藤井さん(全員M1)が加わりました。
 初日はくもりでやや涼しかったのですが、二日目は久しぶりのカンカン照りで、みなさんクタクタに
なりました。サンプリング後の「登龍パーティー」もパスしました。
7月25日(火):
 港区教員研修大学講座で『透明標本を使ってアユの形態と生態を知ろう』を開催しました。港区の
幼稚園と小学校、中学校の教員の方々20名が参加して、2時間たっぷりと透明標本を観察しました。
7月22日(土):
 港区芝浦港南地区総合支所が主催する『知生き人養成プロジェクト』で透明標本を使った『アユの歯
を観察して生態との関係を知ろう』を開催しました。参加者の17名が、顕微鏡の扱い方から透明標本の
触り方、骨の種類などの基礎勉強をして、アユの仔魚の歯を観察しました。研究室の学生さん4名も
各机で補佐してくれました。同プロジェクトの公式HPはこちらからどうぞ(別ウィンドウで開きます)。
7月15日(土)と17日(月:海の日)
 研究室とは直接関係はないのですが、マリンサイエンスミュージアム(MSM:旧水産資料館)で解説
を実施しました。
 15日(土)は本学漁業科第19期生の方々の同級会で、20分ほど私(河野 博)が簡単な解説をして、
その後1時間ほど自由に観覧してもらいました。参加者は26名でした。
 17日(月:海の日)は博物館実習Tで、受講学生が来館者に対して解説をおこないました。猛暑の中、
約1,000名の方が来館され、実習生も汗ダクダクで説明をしていました。私は監督者という立場で涼しい
顔をして参加しました。
7月14日(金):
 港区立高輪図書館で『大人の海洋講座「私たちの江戸前の海 その4 江戸前の海の魚たち」』を講演
してきました。プロジェクターの調子に手間取り(40分も格闘しました)開始が5分ほど遅れましたが
ほぼ30名の参加者とともに、江戸前の魚についてみっちり2時間学びました。
7月9日(日):
 港区の芝浦港南地区総合支所が主催する「知生き人養成プロジェクト」の特別講座@「ファシリ
テーションについて」に参加してきました。日本ファシリテーション協会の杉村郁雄氏を講師に迎えて、
午後1時から4時まで、ガッツリ勉強をしました。今後の活動に活かしていけるいろいろなヒントがあり、
非常に有意義な講座でした。
7月8日(土):
 港区立赤坂図書館で『大人の海洋講座「私たちの江戸前の海 その2 ここ100年の移り変わり」』を
講演してきました。参加者は9名と少なかったのですが、江戸前の海の水質について、じっくりと
話したり考えたりすることができ、参加者のみなさんもかなり理解を深めたのではないかと”勝手に”
期待しています。
7月1日(土):
 昨年度の活動をやっと別のページに作成し直しました(この下に書いてあったものを切り離しただけ
です)。2016年度のページは左上の『これまでの活動』からどうぞ(別なウィンドウが開きます)。
 それと、自宅のパソコンが何となく回復しました。
6月24日(土):
 品川区立品川図書館で講演をしました。お題は『知って役立つ図書館講座「江戸前の歴史〜東京湾と
品川浦〜」』です。およそ60名の方が参加し、2時間にわたってみっちり勉強しました。
6月23日(金):
 ふるはまサンプリング2日目です。昨日のメンバーのうち、小野寺くんのかわりにM2のDavidくんが
参加しました。また、途中で五洋建設の中瀬さんと竹山さんが交代しました。
 今日の忘れ物は、浜辺に行く際に荷物を乗せる「カート」でした。最近少々弛み気味です。
6月22日(木):
 ふるはまサンプリング1日目です。参加者は、M2の丸山くん(参加というか自由行動?)、M1の
酒井くんと藤井さん、学部4年生の石川くん、小野寺くん、新城くん、手良村くん、中原くん、学部3年の
中野くん、さらに五洋建設の中瀬さんと私(河野 博)の総勢11名です。
 環境観測機器を忘れたということで、ふるはま−大学間を二往復しました。トホホです・・。
6月17日(土):
 港区立高輪図書館で、大人の海洋講座『透明標本を使った「〜を知ろう」第三弾』として『アユの歯
を観察して生態との関係を知ろう』を実施しました。参加者は8名でしたが、2時間たっぷりと透明標本を
使ってアユの仔稚魚のいろいろな歯を観察しました。また、胃内容物と大学のポンドで採集した動物プラ
ンクトンも観察しました。
 前回のHPの更新から少し時間が経ちました。実は私(河野 博)の自宅のパソコン(Windows7を使用)
が「エクスプローラ問題」で使えない状態です。まだ再起不能です・・トホホ。
5月25日(木):
 ふるはまサンプリングの第2日目です。参加者は昨日と同じです。雨模様のグズグズした天気でしたが、
午後からは薄日もさしてきました。実は、仕掛けた「産卵巣」に卵がボコボコ産みつけられています。今、それらを水槽に収容し、いったい何の種類の卵なのかを調査中で、バタバタしています。結果が出れば
お知らせしますので、お楽しみに・・。
5月24日(水):
 5月のふるはまサンプリングの第1日目です。参加者は、M2のDavidくんとM1の酒井くん、藤井さん、
学部4年の石川くんと小野寺くん、中原くん、それと五洋建設の竹山さんと私の8名です。「ふるはま
リーダー」の丸山くんは体調不良です。いろいろな方法で魚を採集しました。
5月20日(土):
 港区立麻布図書館で講演をしてきました。同図書館で続けている「生物多様性シリーズ」の第7回で、
演題は『江戸前の魚の物語』としましたが、3分の1ほどは生物多様性と生態系サービスの話をしました。
参加者は、定員の30名、ほぼ満員でした。みなさん積極的で、活発な意見もでて、楽しかったです。
5月18日(木):
 臨海生物学実習の写真をかえました。やはり晴天の写真の方が気持ちがいいですね。
5月17日(水):
 日本学術振興会の科学研究費助成事業(科研費:15K00654)による昨年度の活動をまとめました。
左の「科研費」のバナーからどうぞ(該当頁が別のウィンドウで開きます。一昨年度の分とまとめて
います)。なお、私の頁(河野 博のページ)の「江戸前ESD」からも同じ頁にとびます。
5月9日(火)〜11日(木):
 臨海生物学実習@千葉県館山市坂田(バンダ)を実施しました。参加者は2年生56名、教員5名、
ティーチングアシスタント10数名、合計80名前後で、魚類をはじめ、無脊椎動物や藻類の採集や同定、
スケッチなどを3日間おこないます。前日入りし、今日(12日、金)帰ってきました。一日目は寒くも
暑くもない曇天、二日目は肌寒い雨、三日目は晴れて暑いといった、目まぐるしい天気でした。
5月4日(木、祝):
 「はまぎんこども宇宙科学館」(横浜市磯子区洋光台)で私(河野 博)が講演『江戸前教室−
「東京湾の魚を研究する」ということ』をおこないました。これは、同館の『ゴールデンウィーク特別
企画 磯子区制90周年記念プレイベント「びっくり、大魚ー展(だいぎょーてん)!」』の一環です。
 参加者は約50名でしたが、年齢は予想よりもかなり下で、幼稚園〜小学校低学年のこどもたちでした。
しかし、同館の毛塚富美さん(本学卒業生)の適切な運営で滞りなく終えることができました。
4月27日(木):
 ふるはまサンプリング2日目です。1日目に加えてM2の白石さんが加わりました。いつもどおりの
サンプリングに加えて、人工のタイドプール造りやヒナハゼの産卵を観察するための準備などなど、
学生さんたちがいろいろと工夫をしています。今後の結果が楽しみです。
4月26日(水):
 今年度第一回目の「ふるはまサンプリング」を決行しました。初日はM2のDavidくんと丸山くん、M1の
酒井くんと藤井さん、4年生は全員(石川くん、小野寺くん、新城くん、手良村くん、中原くん:男ばっか
り)、それと3年生の中野くんが特別参加、さらに私(河野 博)と五洋建設の中瀬さんと竹山さんの総勢
13名、さらにさらに日大勢が10名ほどに加えて港湾空港技術研究所からお二人と、大人数がふるはまに
集結しました。私たちは、あの手この手で魚を採集しました。明日は二日目です。
4月21日(金):
 新入生歓迎会を開きました。すでに左上の「メンバーと研究内容」にありますように、今年度は5名の
4年生が加わりました。学生12名と私の、総勢13名です。来週は早速「ふるはま」がはじまります。
4月3日(月):
 新年度のはじまりで、午後から「全員集合」をしました。席決めと各部屋の掃除をし、新4年生の
研究テーマについて、話し合いました。メンバー表も刷新しました。左上の「メンバーと研究内容」
からどうぞ(別ウインドウが開きます)。

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