本研究室には3Dプリンターがあるが、プリント面の温度制御がないため、プリントした造形物は四隅が大きく反ってしまった。
これを改善すべく、プリント面を温めることを考え、ヒートベッドを製作した。
温度制御するためにまずヒートベッドの温度特性を調べた。
ヒートベッドの温度は、搭載されているサーミスタによって測られている。
実際に、ヒートベッドの加熱を行ったらステップ応答で変化していることがわかった。
目標温度を100℃にし、コンピュータ上でシミュレーションしてみた。
このシミュレーション結果を元に各パラメータを求め、ヒートベッドに実装した。
100℃に温度制御可能となった。
せっかくなのでヒートベッドコントローラを設計、製作した。
この温度制御により製作物は反りがほぼ無くなった。
詳細は以下の資料をご覧ください
ヒートベッド温度コントローラ 回路図・プログラム(ZIPファイル)
本研究室が開発したヒートベッド温度コントローラの回路図とプログラムが含まれています。Arduino UNOのシールドとして設計しています。