基礎プログラミング演習 授業科目基礎プログラミング演習 担当教官黒川久幸
対象課程流通情報工学科 単位1単位(必修)
開設時期1年次 後学期 曜日水曜日
開設時限3時限(13:00〜14:30) 教室教育用計算機室

* Q&A( 2007年度2006年度2005年度2004年度 ),

* gccのエラーメッセージの読み方: 参考


* 連絡事項


* 概要

広く使用されているコンピュータプログラミング言語の一つであるC言語の習得を通じて、プログラミングを行うための基礎的な思考と技術を習得することを目標とします。
この演習が終わる頃には、簡単なプログラムを自分ひとりの力で作成できるようになることを目指します。

* 授業計画

月日内容
第1週(−/−)
第1章 プログラムを動かそう

1.1 プログラミング環境の準備
1.2 ソースコードを書いてみよう
1.3 コンパイルと実行
復習課題
ここでは情報処理センターの計算機環境を使用してプログラミングを勉強するために覚えておかなければならない種々のソフトウエアの使用方法について学びます。
また、C言語を用いて書いたプログラムのソースコードをコンパイルし、実行する方法について学びます。

---資料---
第1章テキスト(PDF:664KB)
プログラム例1(右ボタンをクリックして保存)
Excelファイルプログラム例2(右ボタンをクリックして保存)
第2週(−/−)
第3週(−/−)
第2章 変数と演算子を使って計算しよう

2.1 変数と宣言
2.2 定数
2.3 演算子
復習課題
プログラムは、計算結果などの数値を記録するために変数を使用します。ここでは計算プログラムを例に、変数の使い方と計算で使用する記号(演算子)について学びます。

---資料---
第2章テキスト(PDF:215KB)
演算子のまとめ(PDF:17KB)
第4週(−/−)
第5週(−/−)
第3章 色々な入出力を覚えよう

3.1 モニタへの文字の出力
3.2 キーボードからの入力
3.3 その他の入出力
入出力の方法には、キーボードを使用する方法、ファイルを使用する方法など、色々な方法が用意されています。ここではこれらの内、キーボードからプログラムに値を入力する方法について学びます。
また、入出力する文字の体裁を整える書式について学びます。

---資料---
第3章テキスト(PDF:127KB)
第6週(−/−)
第7週(−/−)
第8週(−/−)
第4章 処理の流れを制御しよう

4.1 評価と処理の分岐
4.2 処理の繰り返し
条件によって、プログラムの処理の流れを変えたり、処理を繰り返す方法について学びます。
この処理の流れを制御する方法を覚えることによって、高度なプログラムを作成できるようになります。

---資料---
第4章テキスト(PDF:160KB)
第9週(−/−)
第5章 自作の関数(サブルーチン)を作成しよう

5.1 処理の下請け、関数を作ろう
5.2 変数の管理者を決めよう
復習課題
プログラムを作成する際に同じ処理をさせる命令を何度も書くのは、煩雑であるばかりでなく、プログラムが長くなって処理の流れが分りにくくなります。
ここではこの問題を解決する関数の作成について学びます。

---資料---
第5章テキスト(PDF:78KB)
第10週(−/−)
第11週(−/−)
第6章 便利な配列とポインタを理解しよう

6.1 便利な入れ物、配列を覚えよう
6.2 配列に表中の値を保存しよう
6.3 頻繁に使用されるポインタて何だ
顧客名簿や売上データなどの膨大な数の数値や文字をプログラムで取り扱うには、一つ一つ変数を宣言するのではなく、機械的にたくさんの変数を宣言できる仕組みが必要です。ここではこのための配列について学びます。

---資料---
第6章テキスト(PDF:97KB)
第12週(−/−)
第13週(−/−)
第7章 暗号を解読しよう

7.1 文字数を数えてみよう
7.2 小文字から大文字に変化してみよう
7.3 文字に1を足して暗号化しよう
プログラムで扱うデータには、数値以外に文字のデータを取り扱います。そこで文字を操作するための種々の関数について学びます。

---資料---
第7章テキスト(PDF:79KB)
第14週(−/−)
第8章 ファイルの読み書き

8.1 ファイルからのデータの読み込み
8.2 ファイルへのデータの書き出し
商品のデータなど、大規模なデータを処理のたびに一つ一つキーボードから入力するのは大変です。そこであらかじめファイルに入力されたデータをプログラムに読み込んだり、処理結果をファイルに書き出す方法について学びます。

---資料---
第8章テキスト(PDF:100KB)
第15週(−/−)
第9章 プログラミングのための思考力を高めよう

9.1 ソートとサーチ
9.2 再帰
9.3 データ構造
大量のデータを処理するためには、データのソートやサーチといった基本的なアルゴリズムを知っておく必要があります。
ここではこのような勉強を通して、プログラミングのための思考力を高めます。

---資料---
ソート法
バイオリズム経過日の計算周期性の表現

* 教科書及び参考書

自宅などでの自習のために,解説の詳しい下記の図書を推薦します.
・宇野毅明,「Cで学ぶプログラミングの基礎」,共立出版.
・藤森水絵,「C言語超入門」,技術評論社.


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