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GMT サンプルスクリプトページ   

溝端 浩平
2015年05月11日(更新)


-はじめに-
 GMT(Generic Mapping Tool)はハワイ大学で開発され、全世界で利用されているフリーのマッピングソフトです。多くの分野で利用されており、またWindowsやMacでも動作するので便利です。GMTはその名の通り、地図を書くソフトですが2次元グラフなども書けます。しかし取っつきにくいところもあり、GMTで図が作れないということで無駄な時間を費やすこともあります。そこでいくつかのサンプルを用意しましたので、参考にしてみてください。サンプルスクリプトは基本的にWindows用には書いていません。プラットホームがWindowsの人は@コメントアウトの「#」を「REM」に変更A$変数名となっているところはすべて書き換えという作業をしなければなりません。

「よくある失敗 -K -O オプション」
はじめのGMTコマンドには  -K オプションのみをつける。 最後のGMTコマンドには -O オプションのみをつける。
途中のGMTコマンドにはどちらもつける。


GMTのインストール方法はここがわかりやすいです。→
http://smo.kenken.go.jp/~kashima/node/78
Postscriptファイル(GMTで生成される図)をみるにはGSViewを使う。→http://www.xucker.jpn.org/pc/gsview_install.html


サンプルスクリプト リスト 使うコマンド
1. 2次元プロット図を作る psbasemap, psxy
2. 地図を描く pscoast
3. 地図上にプロットする・テキストを書き込む(観測点図を作る) pscoast, psxy, pstext
4. 等深線図を描く pscoast, grdcontour
5. 地図を並べる pscoast
6. 地図上にベクトルを加える pscoast, grdvector
7. 海洋観測データで断面図を書く surface,grdimage,grdcontour,psxy
8. SeaDASで作ったクロロフィル画像を緯度経度の枠に当てはめる pscoast, psimagepscoast, grdvector
9. GMTでlogカラーパレットを作ってみる makecpt(GMT4.0β以上)
10. アスキーファイルをバイナリーに変換する grd2xyz grdファイル -N-9999 -ZTLf > $ofl
-N : 欠損値の指定
-Z : 出力ファイル形式の指定 
  この場合、(T)op (L)eftを基点にした4-byte (f)loat データ
11. netCDFをバイナリに落とすまで・・・ grd2xyz