印刷用表示 |テキストサイズ 小 |中 |大 | updated 2018-10-27
3月後半、卒業式と重なった日程でしたが鹿児島湾若尊火口の調査が行われました。海洋研究開発機構の無人潜水艇「ハイパードルフィン」とその支援母船「なつしま」での約2週間の調査でした。この海域での調査は5年目を迎えましたが、また新しい発見もあり有意義な航海でした。
サンプルボックスに浮かぶ油膜。採取した堆積物試料からしみ出した石油です。泥からしみ出している油が見えますか?
採水器の準備に励むK君(4月から4年生)。
先輩の技が後輩に伝授されていきます。
採取された堆積物試料の一つ。こちらは石油を含みません。
ハイパードルフィン!
海底から戻ってきた間隙水現場抽出装置(iPowと命名)。
調査中、絶えず噴煙を上げていた桜島。活発です。船上にも灰が積もっていました。
ハイパードルフィンオペレーションコンテナ内の様子。
強風のため横にたなびく噴煙とその後ろには満月が。
船上分析風景。採取された水試料のシリカやアンモニア濃度、アルカリ度など速やかに分析。
現場抽出された間隙水には黄色い沈殿が!
最終潜航日を終え明日の上陸を心待ちにするN博士。
皆さん、ご苦労様でした。