食用微生物を用いて未利用あるいは低利用水産物の高付加価値に関する研究を行っています。具体的には海藻や貝類の未利用部分を乳酸菌、納豆菌および麹菌を用いて発酵させることにより、血圧上昇抑制効果や血糖値上昇抑制効果等の生活習慣病に対する予防効果を見出し、特許を取得しました。現在は、効果に関わる物質同定などを他の研究室や企業と共同で行っています。