東京海洋大学 吉崎研究室

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トピックス


●2024年2月1日
 博士後期課程3年生天野雄一さん、博士前期課程2年生阿部泰画さん、4年生金ゴウンさんが
学長賞を受賞しました。



●2023年12月2日
 水産増殖学会シンポジウムにおいて博士前期課程2年生の阿部泰画さんが

学生・若手研究者優秀口頭発表賞を受賞
しました。



●2023年10月2日~6日
 オーストラリアのアデレードにて開催されたASIA PACIFIC MARINE BIOTECHNOLOGY CONFERENCE      2023(APMBC)において博士後期課程3年天野雄一(2161001)が最優秀ポスター口頭発表賞を受賞しました。




●2023年5月15日~19日
 ギリシャのクレタ島で開催された第12回Internatioal Symposium on Reprpductive Physiology of Fishにおいて
 博士後期課程3年生:天野雄一さん、博士後期課程2年生:守谷奈津子さんが「最優秀口頭発表賞」を受賞し、
 博士後期課程2年生:山川宏樹さんが「最優秀ポスター賞」を受賞されました!!


 

新書が出版されました!(大久保範聡・吉崎悟朗・越田澄人 編)


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2014.10 吉崎先生の執筆した本が出版されました!


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ニュース新着情報


★2023年3月25日 
卒業式がありました。研究室の卒業されるメンバーと先生方と記念写真を撮りました。
ご卒業おめでとうございます。



★2023年2月1日 研究室から3名学長賞を受賞されました。
天野雄一さん、阿部泰画さん、金ゴウンさんおめでとうございます。



★2023年12月21日 明治大学特任講師 戸田安香先生をお招きしセミナーを開催しました。
「動物の食性と味覚受容の関わり」



★2023年12月2日 水産増殖学会シンポジウムにおいて博士前期課程2年生の阿部泰画さんが学生・若手研究者優秀口頭発表賞を受賞されました。



★2023年11月28日 名古屋大学 生物機能開発利用研究センターの芦刈 基行 先生をお招きしセミナーを開催しました。
「植物科学を利用した食糧問題軽減へのチャレンジ」



★2023年10月16日~10月18日 養殖育種学実習が開催されました。
今年も大泉ステーションで開催されました!!
~授業の様子~
 

 

★2023年10月2日~10月6日 ASIA PACIFIC MARINE BIOTECHNOLOGY CONFERENCE2023(APMBC)
において博士後期課程3年生の天野雄一さんが最優秀ポスター口頭発表賞を受賞されました。



★PDをしていたAnnaさんの論文が受理されました。
“The volume and shape of bitterling eggs are more strongly influenced by germ cell autonomy than by the surrounding somatic cells
著者はAnna Octavera, Kohju Yamakawa, and Goro Yoshizaki
雑誌名:Fish Physiology and Biochemistry
https://rdcu.be/dld7z

★2023年8月24日 岩手大学農学部 山下哲郎先生をお招きしオンラインセミナーを開催しました。
「魚類におけるイミダゾールジペプチドの合成機構と生理機能」
 

★松下芳之さんのサンマの細胞酸代謝の論文が受理されました。
題名:Capability of DHA biosynthesis in a marine teleost, Pacific saury Cololabis saira: functional characterization of two paralogous Fads2 desaturases and Elovl5 elongase
著者:Yoshiyuki Matsushita, "Naoki Kabeya", "Wataru Kawamura", "Yutaka Haga", "Shuichi Satoh、Goro Yoshizaki
雑誌:Fisheries Science
https://link.springer.com/article/10.1007/s12562-023-01710-9

★2023年7月18日 大阪大学名誉教授  仲野徹先生をお招きしセミナーを開催しました。
「自分の頭で考えるということ」




★2023年6月22日 元国立研究開発法人水産研究・教育機構西海区水産研究所まぐろ増養殖研究センター長
虫明敬一先生をお招きしセミナーを開催しました。
「親魚養成で学んだこと~成否への食と住の影響~」


 

★2023年5月15日~19日
ギリシャのクレタ島で開催された第12回Internatioal Symposium on Reprpductive Physiology of Fishにおいて
博士後期課程3年生:天野雄一さん、博士後期課程2年生:守谷奈津子さんが「最優秀口頭発表賞」を受賞し、
博士後期課程2年生:山川宏樹さんが「最優秀ポスター賞」を受賞されました!!
おめでとうございます♪

 
左:吉崎先生と市田先生と矢澤先生と一緒にパシャリ
右:大会委員長のミローナス先生と一緒に撮影していただきました

★2023年4月28日 4年生と博士前期課程1年生の研究発表会が開催されました。皆様準備お疲れ様でした!!




★壁谷先生の論文が受理されました。静岡県と共同研究を進めていたキンメダイの脂肪酸代謝の論文になります。
Naoki Kabeya, Kazunori Kimura, Yoshiyuki Matsushita, Satoshi Suzuki, Yasuhiro Nagakura, Ryuhei Kinami, Hiroyuki Noda, Koji Takagi, Kazutoshi Okamoto, Misako Miwa, Yutaka Haga, Shuichi Satoh, Goro Yoshizaki.
Determination of dietary essential fatty acids in a deep-sea fish, the splendid alfonsino Beryx splendens: functional characterization of enzymes involved in long-chain polyunsaturated fatty acid biosynthesis.
Fish Physiology and Biochemistry, 2023. https://doi.org/10.1007/s10695-023-01192-7

★2023年3月24日 卒業式がありました。研究室の卒業されるメンバーと先生方と記念写真をパシャリ
新天地でも頑張ってください!!



★2023年3月9日 4年生の卒業論文発表会が開催されました。
研究室のメンバー4人が発表しました。

 

 
(発表お疲れ様でした!!)

★2023年2月21日 東京大学名誉教授の金子豊二先生をお招きし対面でのセミナーが開催されました。
「「機能と形態」から探る魚類生理学ー 私の生き残り戦略 ー」



★2023年2月15日 修士課程学位論文公開発表会が開催されました。
研究室のメンバー5人が発表しました。

 

 

(発表お疲れ様でした!!)

★2023年1月18日 横浜市立大学大学院の小川毅彦先生をお招きし久しぶりの対面でのセミナーが開催されました。
「体外で精子をつくる」


(↑セミナーの様子)


(館山ステーション・大泉ステーションにいる学生も参加できるように、オンラインでも開催されました)

★2022年10月16日~20日
当研究室が担当する、学生実習(養殖・育種学実習Ⅰ:3年生)が無事終了いたしました。
ここ数年は、コロナウイルスの影響でオンラインや品川開催となってしまっていましたが、
今年度は、大泉ステーションで開催できました!
  

 (実習の様子をパシャリ!!)


(実習用水族館です。サケマス類を展示しました)


★2022年8月26日 ハワード・ヒューズ医学研究所等に所属する梶村慎吾先生を講師にお招きし、オンラインセミナーを開催いたしました。
「細胞が熱を作る分子メカニズムとその応用について」


★2022年8月24日 国際農林水産業研究センターの前野ウルド浩太郎先生を講師にお招きし、オンラインセミナーを開催いたしました。
「バッタの繁殖行動 -集団別居による円滑な雌雄の出会い」


★2022年8月22日
卒業生が母国の中国からプレゼントやお菓子を届けてくれました!!
素敵なプレゼント、食べたことの無いお菓子にラボメンバーみんな大喜びです!
ありがとうございます!

(プレゼントに喜ぶラボメンバーと吉崎先生)


★2022年7月21日
今年度の当研究室が担当する学生実験(比較生理学実験:3年生)が無事終了いたしました。
昨年度はコロナウイルスの影響でほとんどがオンラインになってしまいましたが、今年度は多くを対面で行えました!

   
(実験の様子をパシャリ 皆さん集中しています!!)


★2022年6月30日
当研究室に所属していたSamanehさん(博士課程の留学生)と、矢野さん(JSPSのRPD)の送別会を行いました!
すごく寂しいですが、お二人とも新天地でのご活躍を応援しています!
いつでも研究室に遊びに来てください!
 
(左:品川ラボメンバーでパシャリ  右:研究室メンバーからの寄せ書き贈呈!))


★2022年6月27日 大阪大学の林克彦先生を講師にお招きし、オンラインセミナーを開催いたしました。
「幹細胞技術を用いた絶滅危惧種保全への試み」


★2022年6月
川村亘特任助教の論文がAquacultureに公開されました。卒業生の長谷川二己さんの修士論文研究をまとめたものです。
Wataru Kawamura, Niki Hasegawa, Akihiro Yamauchi, Takashi Kimura, Hana Yahagi, Reoto Tani, Tetsuro Morita, Ryosuke Yazawa, Goro Yoshizaki.
Production of albino chub mackerel (Scomber japonicus) by slc45a2 knockout and the use of a positive phototaxis-based larviculture technique to overcome the lethal albino phenotype.
Aquaculture 560, 738490
Linkt to: Aquaculture


★2022年5月29日
博士後期課程1年の守谷奈津子さんが、第二十二回マリンバイオテクノロジー学会大会で優秀口頭発表賞を受賞しました!
発表タイトル:黄体形成ホルモン遺伝子導入ニジマスは早期成熟し生殖細胞移植用の超早熟宿主と して利用可能か?




★2022年4月14日
市田健介助教らの研究チームが、死魚から単離した生殖幹細胞を移植することで卵・精子への分化を誘導する技術開発に成功しました。

・関連リンク
Link to: 死んだ魚からでも子孫を作ることが可能に!?(東京海洋大学HP)
    死んだ魚から子孫作ることが可能に 絶滅危惧種に光(テレ朝NEWS)
    死んだ魚から子孫を作出、東京海洋大(日刊水産経済新聞)

全て掲載は出来ませんが、新聞やニュースなど様々なメディアに取り上げられました。


★2022年4月5日
卒業生の藤原さんの修士論文研究がMarine Biotechnologyに公開されました。
Ryo Fujihara, Naoto Katayama, Sakiko Sadaie, Misako Miwa, Gabriela Angelica Sanchez Matias, Kensuke Ichida, Wataru Fujii, Kunihiko Naito, Makoto Hayashi & Goro Yoshizaki.
Production of Germ Cell-Less Rainbow Trout by dead end Gene Knockout and their Use as Recipients for Germ Cell Transplantation.
Marine Biotechnology 24,417-429
Link to: Marine Biotechnology



当研究室の方針

 魚の養殖技術はこの数十年の間に飛躍的に進歩しました。しかし、養殖されている魚そのものは、遺伝的には野生の魚とほとんど変わりありません。畜産の世界では家畜化されたブタやウシを利用しており、その原種であるイノシシや野生のウシが畜産業に用いられることは、特殊な例を除いてありません。将来に向け、安全な養殖魚を持続的に生産し、さらには環境へのインパクトも考慮した養殖を行っていくためには、養殖により適した魚を作り上げていく、いわゆる品種改良が必要不可欠です。この品種改良を魚の養殖分野で効率的に、かつ確実に行っていくうえで、新しい科学技術は不可欠です。
 そこで、私達は魚類の新しい品種改良技術を開発するために、魚類の細胞操作や遺伝子操作に関する研究を行っています。これらの技術を利用することで、将来は全く薬を使わないで生産した無農薬(水産薬)養殖魚や、健康に良い新たな機能を兼ね備えた養殖魚も作出できるものと期待しております。
 さらに、魚類の遺伝子資源を生殖細胞の状態で凍結保存しておくことで、絶滅危惧種がもし絶滅した場合でも、いつでも個体を再生できる技術が開発されつつあります。現在、これらの技術を様々な絶滅危惧種に応用し、様々な魚種の生殖細胞バンクを構築するための研究を進めています。



研究室紹介
吉崎研究室は 品川キャンパス・大泉ステーション・坂田ステーション で研究を行っております。

坂田ステーション (千葉県館山市)
ステーションに面した海から海水をくみ上げ、陸上で海産魚の飼育、種苗生産を行っています。
また、それら海産魚を用いた研究をしています。

飼育施設↓




 
巨大な水槽で泳ぐ海産魚へのエサやりは、迫力があります。

 
時には水槽の中に入り、魚にさまざまな処理を施します。  年に数回、サンプリングしたサバを水槽へと搬入します。




大泉ステーション (山梨県北杜市)
一年を通して様々な系統のサケマス類の飼育、種苗生産を行っています。
また、それらサケマス類を用いた研究をしています。


ニジマスの鑑別・採卵の様子↓


胴長を着て池に入り、みんなで魚を追い込みます。 水温10℃の中での作業。冬の池の中での鑑別は大変な作業です。     


           一匹ずつニジマスを鑑別し、成熟個体と未成熟個体を分けます。

  

 成熟個体は塩ビ管を通って、採卵場へと運ばれます。     成熟した雌個体から採卵し、精子と人工授精します。



★日本分子生物学会 公開プレゼンテーション「生命世界を問う」2013.12.6
 「未来の養殖~サバからマグロは生まれるか」 ↓クリックすると動画が見れます











 

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