1.環境保全技術開発
研究協力 ・東京電力・富士重工・ヤマハ発動機
・東京船舶電機・アルバック・石垣・中国塗料
1) 急速充電対応型電池推進船の開発
(電気動力研・ロボット工学研との共同実施)
- 世界初の急速充電対応型電池推進船海洋低環境負荷モーダルシフト
急速充電対応型リチウムイオン電池推進船の実現性(耐環境性、経済性、普及性、技術課題)の検討等。
2) 動的動揺低減装置

急速充電対応型電池推進船「らいちょうT」進水式の様子

「らいちょうT」と小型電池推進漁船「らいちょうS」
2.先端熱流動研究
1) 船体摩擦抵抗低減に関する研究
- 船底への気泡供給や船底材の撥水化による船体摩擦抵抗低減技術に関する研究
2) 極小流路内の熱流動特性に関する研究
- 高性能電子機器類や新型原子炉、核融合炉等に適用される伝熱機器の開発に関連したマイクロ・ミニ流路内の流体実験
3) 噴霧液滴特性の計測技術の開発
- 軽水炉事故時やボイラ伝熱管内に形成する高速微小液滴の流動特性を可視化計測する技術の開発

無重力実験施設

マイクロ流路冷却ループを用いたICチップ

0.5 mm 管内の流動画像
3.放射線応用技術開発
1) 原子炉の安全性向上に関する研究
- 放射線誘起表面活性(Radiation Induced Surface Activation: RISA)を用いた原子炉内の熱伝達特性および防食特性の改善に関する研究
2) 海洋構造物の腐食特性改善技術の開発
- RISA効果を用いた船舶・海洋構造物の防食技術および海洋微生物付着抑制技術の開発

清水臨界実験施設におけるRISA防食実験

高温高圧/放射線環境下における沸騰伝熱実験装置

RISA原理