**先輩達からの熱いメッセージが書かれています**

青木絢裟(学部4年)

 研究室の配属が決まり,正式に研究室のメンバーとして活動を始めてから一月が経ちました.まだまだ分からないことばかりで大変なこともたくさんありますが,日々新しい発見があり,充実した毎日を過ごせています.この研究室に来てから,いろいろなことに疑問を持ち,自ら考えることが大切だということを感じています.すでに何度も実験で失敗をしてしまっていますが,遠藤先生や先輩方の的確なアドバイスをいただきながら日々鍛えられています(笑).
 自分を大きく成長させるにはとても良い環境が整っているので,自ら学ぶ姿勢を持って私もここで仲間と一緒に成長していきたいです.

 

阿部友美(学部4年)

 学部4年の阿部です.3年生までの週休4日制はどこへやら,4年生になってから平日は毎日学校にいます!笑 そして遅刻魔であった私も,研究室に入ってからはきちんと朝10時前に学校に来られるようになりました!!笑 私は3年生の頃,研究室に“こわい”,“訪ねづらい”というイメージを持っていましたが,遠藤研ではいつの間にかお茶会が始まることもあり,実際のところ意外とそうでもありません(笑)
 また,質問すると自分で調べたり,考えたりするためのアドバイスをくださる先生や先輩方,何かと助けてくれる同期のおかげで,一気に変わった生活や実験もがんばれています.
 少しでも興味のある方はぜひ遊びにきてください!

浦辺仁実(学部4年)

 学部4年の浦辺です.今まで遊んでばかりだったので,研究室に入ってようやく,「あ,学生っぽい」と感じています.学ぶことばかりで,思っていた以上に毎日忙しく過ごしています. この研究室では,化学だけでなく,生物や物理についても学べます.私は物理が苦手で,今まで避けていました.でも実験をしてみると分からないなりに考えるようになり,先輩方に助けて頂きつつ,楽しく実験を行っています.
 研究室には,生物がたくさんいます.現在,ティラピアや水草の水槽がありますが,今年から海水水槽もつくり,珊瑚の実験も行う予定です.
 興味のある人は,ぜひ!遊びに来てください.

菅田瑚紅(博士前期課程1年)

 こんにちは,修士1年の菅田瑚紅です.私は琉球大学の亜熱帯生物資源科学科から,今年この研究室に入ってきました.新しい研究室ということもあり,分からないことだらけで不安も大きかったのですが,皆親切でさらに笑顔の絶えないような明るい雰囲気をもった場所でとても居心地がよいです.
 この研究室では,実際に自分の研究がはじまる前にトレーニングコースといって,先輩方からこの研究室で行う実験の基本操作を学ぶ機会があります.さらに,週1回のゼミでは皆で実験内容を共有し,お互いにアドバイスし合えるような時間になっています.このようにサポート面がしっかりしている一方,個人それぞれが自身でしっかりと考えて研究を行うような自主性が重視される面もあり,このバランスの良さがこの研究室の魅力かなと感じます.
 皆がまじめに取り組んでいる姿がとてもまぶしいです.まだ慣れない事も多いですが,ここの研究室で日々刺激をもらい成長してゆきたいと思っています.
 気になる方はぜひ!!そして一緒に頑張りましょう.

陶格斯(博士前期課程1年)

 今年で研究室生活2年目になりました.修士1年の陶格斯です.今年から研究室では先輩になるので自分のことのみならず,研究室全体に気を配れるように過ごしたいと考えています.去年は研究室からほとんど出歩かない生活だったので,実験の合間に大学構内を散歩するなどして少しは体を動かしたいです.
 話変わって,遠藤研究室は水圏環境化学講座の研究室ですが,水槽専用の部屋があり,魚をたくさん飼っています.生物や魚に興味のある人は遊びに来てみてください.ティラピアやグッピーたちは水槽の近くに立つと餌をねだって寄ってきますよ.

tokosu

呉海雲(博士前期課程2年)

 皆さん,こんにちは!私は上海から来ました留学生で,遠藤研究室には入って2年目になりました.来日前に,私は留学生として日本の学校生活や研究について本当に不安でしたが,遠藤研究室の皆さんがいろいろのサポートをやってくれまして日本の生活や研究のペースに慣れてきました.
 今の私は,他の留学生のチューターにもなり,彼らの留学生活を支援しています.また,研究面において私達の研究室は,酵素,免疫,微生物など幅広い研究を行っています.ここでは自分の研究分野だけでなく,多岐にわたる知識を得ることができます.研究テーマが違う仲間達から,自分の視点と異なる意見を研究に取り入れることができる所です.
 少しでも興味がある方は,是非遊びに来てみてください!♪

高瀬麻以(博士前期課程2年)

 修士3年目の高瀬です.「あれ?修士3年?」と思った人,鋭い!勉強は得意ではありませんが,決して怠けて留年している訳ではありません(笑).今年度の修了を延期し,本学の船舶に乗船する予定です.学部4年から,かれこれ3年間手掛けているテーマは「バイオセンサを用いたお魚の健康診断」ですが,今回はこの場をお借りして,研究室を選ぶときに是非覚えておいてほしいことをまとめてみます(研究内容に興味のある人は研究室に来てください〜).  
 研究室を選ぶときに是非覚えておいてもらいたいことを2点挙げます.

@:研究室訪問の時は必ず研究室にいる先輩を捕まえて,話を聞くこと(遠藤研の場合先生が紹介してくださいます).
A:(この研究室は化学講座ですが…)座学としての化学が苦手だったから…と,そこで研究室を選定しないことです.

 まず@ですが,研究室訪問の際には先生に研究内容等を説明していただきますよね.でも先生のお話を聞いた上で先輩方と話をすると,先生のお話に更に深みがでます.研究室=先生+学生.先輩に話を聞かない状態では「研究室訪問」を完了していないと考えても良いかもしれません.学生が送る研究室生活の赤裸々体験談も聞けるので楽しいですよ!  
 そしてA.私的な話ですが,私は海洋大学に入学してから「化学」というものを初めて習いました.1年生の時に必修科目で化学を履修はしましたが,(自慢ではありませんが)入試問題に出てくるような化学問題は一切解けません.ゼミで出てくる化学単語もあやふやな部分があります.勿論焦るときもありますが,そのような時はネットや参考書などを見るようにしています.「基礎からベスト 化学I+理科総合A化学分野」の参考書は何よりのお守りです.化学が得意な人と比べると,一つの事をやるのに時間がかかると思いますが,分からなかったことが理解できると研究の面白みが増す気がします.だから化学が苦手な人もきっと大丈夫!苦手なら苦手でよし.綺麗ごとかもしれませんが,苦手って認識した時点から勉強すれば良いのです.
 それでは,生体機能利用学研究室にてお待ちしております!悔いの無い学生生活を送れますように.

日比香子(博士研究員)

 私は学部生から遠藤研で博士号を取得した後も,博士研究員としてまた海洋大学の非常勤講師として大学に席を置いております.
 今年は奨励研究という部門で科研費の採択がされました.高校生向けの生物の授業で活用できるようなキットを開発するというものです.これは,私が実際に高校で生物の授業をした際に経験したことから発想したものです.高校の実験室には遠心分離機やインキュベータといった装置の設備がないため,微生物を扱う実験はできませんでした.微生物は目で見ることができないため,高校生にとっては自分たちとはあまり関係ない話としてしか認識がないようでした.そこで,私自身がこれまでの遠藤研で培ってきたノウハウをもとに,微生物の特徴をそのままに保った目に「見える微生物のキット」の開発を思いついた次第です.
 高校生のための授業用キットの開発なんて大学の研究室で行う内容なのかなと思われるかもしれませんが,最先端の研究成果を教育現場に届けることも,大学の大切な役割であると考えています.遠藤研究室では,私に限らずやりたいことに何でもチャレンジできる研究室です.やる気のある学生さんをお持ちしております!

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